箭内道彦
着こなす、って、場数です。日々ネクタイで働く人にとって私服は圧倒的に着用機会が足りない。普段着がデフォルトの人のスーツキャリアも同様。おのおのの仕事着に適応した顔と雰囲気が出来上がってる。電通から独立して日本初のクリエイティブエージェンシーTUGBOATを3人の仲間と作った岡康道さんはスーツ姿がとてもダンディなのですが、「お願いだから私服はやめてくれって言われちゃってさ……」と笑いながらこぼしてました。似合わぬ私服姿を仲間3人に咎(とが)められたと。素敵な岡さんの愛おしい逸話の一つです。
エリイ
まず第一に清潔感が大切な気がします。あと、なんかバックや裾が擦り切れてても気にしないとかをやめるなど。しかし、男性の服装については全く分からん。目に入らないっていうか見えないっていうか。電車の中でフケのおじさんがかなり近いとかは見えるんだけど、夫の昨日の服装とどっちが良いとかは何も見えない。そこだけなんか透明になるっていうか、男友達とかのあの上下お洒落だったよね、とかいう会話もそこだけくり抜かれているみたいに目に入らない。よく分からないけどフケとかなくて汚くなければいいのでは。
大根 仁
ユニクロみたいなファストファッションのカタログや写真を見て購入〜実際着ると「あれ……?」ってことはよくありますよね。あれはモデルの体形が良いだけですべては体形に合うかどうか?です。僕自身も小太り・手足短い・頭が大きい・身長低いと、およそファッションには程遠い体形ですが、長年かけて自分に見合う服を選べるようになりました。知り合いのスタイリストいわく男のファッションには4パターンしかないそうで、スーツ・カジュアル・スポーツ・ミリタリーだそうです。その中から正解を探してみましょう。