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バイヤー・金子恵治のいま欲しい古着。OLD〈Stüssy〉

古着を愛するバイヤー・金子恵治さんに、いま欲しいアイテムを聞きました。熱い思いや、古着を着続けてきた高い経験値を背景に、どんな古着を選び、どう着こなすかを提案します。

photo: Tatsunari Kawazu / styling: Satoshi Kamei / hair: Amano / illustration: Goro Nagashima / text & edit: Chizuru Ohba

オーセンティックなスタイルをオールド〈ステューシー〉ではずす

僕がいま欲しいのは、〈ステューシー〉の80年代から90年代の古着です。数年前〈アンドベルベルジン〉で偶然手に取った、〈ステューシー〉のモックネックTシャツが好きになったきっかけで、自分のオーセンティックなワードローブに、はずしとして取り入れるのにぴったりでした。

シルエットは身幅が広く、丈が短いベストなバランスでした。グラフィックデザインが主張しておらず、ぱっと見どこのブランドかわからないくらい地味なものを選んで、さりげなく着るのが好きです。さまざまなアイテムがあるのも嬉しいですね。

90s〈ステューシー〉ナイロンジャケット、デタッチャブルカラーシャツ、ロイヤルネイビーのショーツ、フラテッリ ジャコメッティのボートモカシン
80年代後半に〈ステューシー〉は誕生したが、以降90年代までの服がオールド〈ステューシー〉と呼ばれることが多い。
90s〈ステューシー〉ナイロンジャケット39,490円(スクロバ TEL:03-6873-5639)、ユーズドのデタッチャブルカラーシャツ29,700円、ユーズドのロイヤルネイビーのショーツ12,980円、ユーズドのスカーフ14,960円(以上ブラケット TEL:03-6416-8079)、ボートモカシン111,1 00円(フラテッリ ジャコメッティ/ユナイテッドアローズ 六本木ヒルズ店 TEL:03-5772-5501)、その他私物

※紹介した古着の多くは一点物で、品切れの場合があります。価格等の情報は取材時のもので、変更になる場合があります。