車も部屋と思えば
オカタオカさんは自他ともに認める無類の車好きだ。彼が描くハートウォーミングなイラストにはお決まりのように車モチーフが登場し、4年前には友人とカーアクセサリーブランド〈ハイウェイ〉も始めた。オフィシャルウェブサイトの「JOURNAL」では友人の車を自らが取材し、記事にするほど。若い友人が車を買おうと悩んでいるときにはアドバイスを買って出る。
「輸入車やバイクが好きな叔父さんの影響もあって、物心ついたときから車という物体が好きでした。中学生になると、プレステの「グランツーリスモ」にハマり、車熱は加速。海外のカーメーカーや車種をスポンジのように吸収しましたね。ただ、スポーツカーへの憧れは、実際に所有できる年齢になった頃には落ち着きました。今ではカーマニアの友人と、ネットで見つけたレアな中古車の情報をひたすら交換することが毎日の習慣になっていますね（笑）。
僕が車に求めるのは、デザイン。もちろん、内装も。でも、ノーマルに乗るのはイヤで、車内空間をより良く向上させるためにお気に入りのブランケットやクッション、椅子敷きなどを敷いたり、ダッシュボードのエアコンの吹き出し口には一輪挿しを装着したり。自分のマイルームにいるときと同じ感覚で居心地の良さを追求するのがモットー。たとえ、30分だけしか過ごさないとしても、納得のいかない空間に身を置くのはちょっと気が引けるので」
荷室に置かれるのは、〈リリアン・マルティネス〉のラグや買い出しのときに必要なトートバッグなど。 
後部座席には、民芸調のクッションを置くのがオカタオカさん流。〈L.L.ビーン〉の熊のぬいぐるみもここが定位置だ。 
運転席と助手席には、昔懐かしい〈倉敷ノッティング〉の椅子敷きを。クッション性が高まり、長距離ドライブしてもお尻が痛くなる確率は低くなる。 
バックミラーからぶら下がるのは、〈REGNO〉×〈retaW〉のカータグ（詳細は後述）。エアコンの吹き出し口には、〈ハイウェイ〉の一輪挿しを装着する。
毎日のカーライフにこそ、いい香りを
そんなオカタオカさんが人一倍気を使うのが車の居住性。ということで、住まいの鹿児島から東京に来てもらい、“空間品質”を徹底的に重視したブリヂストンのプレミアムタイヤ〈REGNO GR-XIII〉を試してもらった。プレミアムコンフォートタイヤとうたう〈REGNO〉は様々な路面で発生するノイズを最大限にカットしてくれるので、車内空間の静粛性をキープ。その上、車の揺れやふらつきも軽減するので、長時間運転しても疲れることがない。つまり、タイヤにこだわるということは、“部屋”の居心地アップにそのまま直結し、ドライバーにとっていいことずくめというわけだ。
「昨年、東京から鹿児島に移住しまして。日用品の買い出しはもちろん、イラストの打ち合わせに出かけたり、友人と会ったりするのも車移動が欠かせなくなりました。鹿児島は海が近い土地柄なので、少し暇な時間ができると海岸線を延々とドライブしたり。東京に住んでいた頃より濃密なカーライフを送るようになったこともあり、居心地のいい“部屋”にするには静粛性の高いタイヤが必要だなとも思っていて。〈REGNO GR-XIII〉はすごいですね。とにかく静かに走る。鹿児島の凹凸の激しい田舎道でどうなるか試してみたいところ。お気に入りの車内がもっと心地よい空間になってくれそうですね。」
オカタオカさんの友人が営む神保町のジャズ喫茶『donato』前にて。〈REGNO GR-XIII〉を初体験し、普通のタイヤとの違いを明らかに実感したという。 
これまでタイヤをあまり交換することもなかったそうで、そのグリップ力や静粛性の高さに驚いていた様子。ちなみに“レグノ”とは、ラテン語で王者を意味するとか。
車で過ごす時間が格段に増えた分、香りも欠かせないものになったとも話すオカタオカさん。今回、〈REGNO GR-XIII〉×〈retaW〉のカータグに、チャーミングなイラストを描いてもらった。
「好きな花を一輪挿しに刺すように、お気に入りの香りが車内に漂っていると気分も上がります。ポプリやスプレーと違って、カータグは視覚的な要素も加わるから、匂いがしなくなってもそのままアクセサリーになるのがいいですよね。僕は自分の部屋で気分転換するためにお香を焚いたりしますが、その時々の気分でカータグのフレグランスを替えてみるのもいいかもしれませんね。じゃあ、次の機会にはこの香りを選んでみよう。なんて部屋の模様替え感覚で、車内の匂いを取り替えるといつも新鮮な気分でハンドルを握れるはず」
イラスト制作は自宅が中心だが、時折、車で馴染みの喫茶店まで走って、コーヒーを飲みながら作業することも。 
オカタオカさんは生粋のカーラバーだけに被る帽子も抜かりない。刺繍は「We Are The Driver」！ 
イラスト作業は、手書きではなく、iPadで行う。あの温かみのある絵柄は、デジタルで作られるとは意外。
オカタオカさんにデザインしてもらったカータグは2種類。「僕が住む南国の海岸線を走っているものと、ドライブを盛り上げる名脇役を9マスに収めたもの。9マスバージョンは、運転に紐づくいろいろなことがうまく回り出すようなイメージで、真ん中にタイヤを配置。それが〈REGNO〉であれば、なおのこと、音楽、食事、会話、景色など素敵なドライブが楽しめると思います。香りは、ユリを想起させるALLEN（アレン）というフレグランスをセレクト。バックミラーからぶら下げて、鹿児島の海岸線をひたすら走ってみたいですね。風に靡いたカータグからほんのりとユリの香りが車内に漂って、爽やかな気持ちでドライブできそうな気がします」
今回、ブルータスの会員コミュニティ「WITHBRUTUS」に限り、オカタオカさんのイラストが入った〈REGNO〉×〈retaW〉の2種類のカータグを、計30名様にプレゼント。この機会にカーライフを豊かにするスペシャルなアイテムを手にしよう。お申し込み期間は、2024年4月9日（火）〜4月25日（木）。
共通してカータグの表面には、東京発のフレグランスレーベル〈retaW〉と、〈REGNO〉のロゴを配置。 
TYPE Aは、モノクロでドライブを盛り上げる9つの物事が絵柄に。 
TYPE Bは、青をアクセント、動物モチーフで海岸線ドライブが描かれた。
