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喉だけで客を集める19歳・喉押さえマンが、あのものまねパブでデビュー

話題に事欠かない東京の夜。夜遊びの途中で見聞きしたニュースもこぼれ話も、ぎっしり詰め込んでお届け。ものまねパブ・そっくり館キサラでは、喉押さえマンがデビュー。

photo: Kazuharu Igarashi / text: Kazumi Watanabe, Chisa Nishinoiri, Emi Fukushima / edit: Emi Fukushima

コージー冨田やホリら、多くの人気ものまね芸人を輩出してきた新宿のショーレストラン〈そっくり館キサラ〉。ベテランひしめくこの聖地で7月某日、弱冠19歳の新人が初舞台を迎えた。

彼の名は「喉押さえマン」。楽器のように喉仏を押さえながら声色を変化させ、『ワンピース』や『ルパン三世』『ドラゴンボール』などの人気アニメキャラを中心に声まねを展開している。レパートリーは200を数え、その再現度の高さが話題を呼びTikTokのフォロワーは26万人超えという大型新人だ。

声優の山寺宏一さんに憧れて始めたという声まねだが、より似せるために編み出したのが喉を押さえる方法だとし、「練習は、気づいたら1日10時間を超えている日もある」と研究熱心な一面も窺える。とはいえ客前でのパフォーマンスはまだ道半ば。キサラデビューに際して緊張の面持ちを浮かべるが、「喉を押さえて世界を目指したい」と夢は大きい。

今は、声まねだけでなく、歌まねも練習中なのだとか。新宿を沸かした先にはきっとメジャーが待っている。頑張れ、喉押さえマン!

そっくり館キサラではベテラン勢も活躍中!