アンティークのスッカラ
日常生活でほぼ毎日使っているのは、真鍮のスッカラです。欧米のテーブルスプーン&フォークが大きすぎて食べにくいため、ずっとデザート用を愛用していましたが、スッカラに出合って以降はこればかり。
薄手で窪みが浅いところも口当たりがよく、魚やひき肉料理なら切ってすくうこともできる。韓国に行くたび、〈香美堂〉という骨董品店で買い足しています。〈市原平兵衞商店〉のすす竹のみやこばしとの組み合わせで、和洋中すべての食事がOK。
〈エーロ・サーリネン〉のチューリップテーブル
昔、バイト先で販売していたときから憧れていたもの。天板が大理石のオリジナルは手が届かない価格でしたが、数年前、こちらをヴィンテージショップで見つけて購入。
丹下健三設計の赤坂プリンスホテルで使われていたローテーブルで、ほどよく傷があるところも気に入っています。今はベッドサイドに置いて、リラックスするときに使うアロマオイルや香水などを雑然と並べています。
〈Waphyto〉のクレンジングオイル
以前、主催したイベントで販売させていただいたほど、大好きな〈ワフィト〉のコスメ。どれも香りが最高に好みで、植物の薬理効果も期待できて、容器を回収してくれるような企業姿勢も素敵なのですが、特に「ナリッシング クレンジングオイル」は機能も素晴らしい。
これまでは肌にやさしいミルクタイプを選ぶようにしていましたが、こちらはオイルだけど洗い上がりがみずみずしいうえ、ポイントメイクもするっと落ちます。
GR DIGITAL
若いときにフィルムのGR1を使っていたので、デジタルが出たときに自然と購入したGR DIGITAL。その後、iPhoneばかりでしばらく存在を忘れていたのですが、昨年、引っ張り出して使ってみたら、やっぱりすごく好きなことを思い出しました。
2005年発売の古いモデルなので液晶画面の画質は粗く、暗いところが撮れないなどの短所はありますが、それも含めてなんだか愛おしい。今はこれをフィルムカメラのような感覚で楽しんでいます。