
日用品図鑑 〜キッチンツール、スニーカー、照明、レイングッズ編〜
edit: Mami Wakao
キッチンツール
〈照宝〉のせいろ
〈中華可菜飯店〉五十嵐可菜

横浜中華街にある〈照宝〉の店舗で購入。素材はいつも、丈夫で香りの良い檜を選びます。
蒸し料理はもちろん、煮込み料理のあたためにも使えるし、スープもこれ一つで作れるのでとても重宝しています。
〈PEUGEOT〉のコーヒーミル「G1」
編集者・セソコマサユキ

フランス〈プジョー〉社製のコーヒーミル「G1」。沖縄に移住する前にどこかの古道具店で購入したので、もう10年以上も前。
コリコリと豆を引いてから、ハンドドリップでコーヒーを淹れ、一息つくのが我が家の日課。コーヒーを飲むのと同じぐらい、豆を引いている時間が落ち着く。
〈スマート珈琲〉のコーヒー粉缶
〈Homecomings〉福富優樹

歌詞を書くためにミスドに通っているうちにもともと苦手だったコーヒーが飲めるようになって、今では日常に欠かせないものになりました。
企業モノのマグカップと、京都に住んでいたときからなにかとお世話になっている〈スマート珈琲〉の方から頂いた粉缶は毎朝のお供です。
〈abien〉のMAGIC GRILL
12/31

家では基本、ホットプレートを活用しようと思い探していました。
大きくて生活感のある物は避けたいと思っていたり、デザインへのこだわりからなかなか購入できずにいたのですが、「MAGIC GRILL」は見せる収納が似合うと思ったので即決できました。
餃子と焼きそばを頻繁に焼いています。
〈木村硝子店〉のタテヤマ/ディシーズ
ファッションライター・sushi

プレゼントで頂いた〈木村硝子店〉のグラスとプレート。グラスは極薄というほどではないのですが口当たりも良く、頑丈ですが少し神経質なビジュアルもいい。飲み口とボウル部分の直径差が大きいのでワインの香りをよく楽しめます。プレートは作家のイイホシユミコ氏とのコラボ作品で、スタッキングした際のたたずまいに繊細さとカジュアルさを兼ね備えているのがお気に入りです。意外にも陶器なので、電子レンジ可の実用性の高さも魅力。
〈BLESS〉 STONER GLASS
PR director・Takuya Kobayashi

上京祝いに、先輩から頂いた〈BLESS〉の「STONER GLASS」。想像通りとは思いますが、グラスとしての使い勝手は悪くて。それでも自宅でワインを飲むときに愛用しています。本物の天然石と取り外し可能なグラスのデザインがお気に入りです。何気ない夜を彩ってくれるグラスです。
〈釜浅商店〉の牛刀包丁
グラフィックデザイナー・脇田あすか

ずっと良い包丁が欲しいなと思っていて、ついに今年の誕生日、夫にプレゼントしてもらった。怖いくらい気持ちよく切れて、料理がもっと楽しくなった。お店で名入れもしてもらった。無骨な書体が良い味わい。
〈STAUB〉のピコ・ココット ラウンド
プロダクトデザイナー・月舟蘭

学生の時に料理が趣味で、〈STAUB〉に憧れていたのですが、なんと突然家に〈STAUB〉が届いて!自分で使ってみて良かったからと、兄が贈ってくれたものでした。〈STAUB〉の話なんて一度もしたことがなかったのに。ずっと大事にしています。渡辺有子さんという料理研究家の方が好きで何冊かレシピ本を持っています。特に「スープの教科書」という本が大好きで、この鍋で1つ目のレシピから順番に作って、スープの特訓をしました。
大和田友香さんの急須
クリエイティブディレクター・河野 涼

大和田友香さんという作家さんの急須で、フォルムに一目惚れして購入しました。先輩が同じ急須の白を持っていて、これめっちゃかっこいいな~って思っていたらたまたま祐天寺でポップアップを開いていて、すぐ行きました。使うのがもったいないくらいの美しさで、良いお茶をいただいて、ゆっくり淹れたいときに使います。
五島で買った器
〈opnner〉Kaho Iwaya

土器みたいなカサカサした食器が好きで、横から見たときに縁が斜めになっているところがお気に入り
ちょっとした小皿、ポタージュなどトロッとした飲み物を入れたいとき、あとはたいせつに食べたいなと思う食べ物を入れています
NYの本屋さんで出会ったマグカップ
映像監督/写真家・林響太朗

出張の合間にマンハッタンの中心部から少し離れたところにあるデザイン書が多い本屋さんに入りました。元々、本を買う予定が、このマグカップに一目惚れ。妻の分とともに複数購入した思い出のマグカップです。
〈南景製陶園〉の「コーヒードリッパー白練」
WEBデザイナー・ばくよし

このドリッパーには見ているだけで気が引き締まるようなオーラがある気がします。購入した蔵前のショップ〈SyuRo〉さんにて、「こんなに美しいドリッパーがあるのか」と驚きました。
普段は自動コーヒーメーカーを使いますが、濃いコーヒーを淹れたいときや気分転換したいときにこちらを使用しています。
〈Rinnai〉のLeggiero
ファッションデザイナー・石井瑛真

オーブン風調理、蒸し調理、煮るなどの多彩な調理が可能なリンナイの無水調理鍋は、使いやすさと美しさが共存してくれていて一目惚れ。
あれこれ作ったけれど、この鍋で炊くお米が本当に美味しくて食べ過ぎてしまうほど!今では炊飯器と化しているのでもう一つ購入しようか迷うほど気に入っています。
〈Iwaki〉のパック&レンジ
モデル・小谷実由

今まで実家から持ってきたもの、夫が一人暮らしで使っていたものなど、保存容器は全てバラバラでしたがYouTubeで作り置き料理の動画を見ている際に、綺麗に統一されたガラスの容器に憧れて……!
ガラスで中身が見えるから、冷蔵庫の中でも一目瞭然で便利です。ガラス容器なのでそのまま食卓に並べても見た目がいい。
〈stasher〉の保存容器
〈ENKEL〉水澗航

豊富なサイズとカラーバリエーション、シンプルなデザインで密封性も高く、蒸したり保存したり、解凍したり、洗うこともできて様々な用途で使える食品保存容器。
ピュアプラチナシリコンで環境や人体にも優しく、普段使いすることでプラスチックごみを減らすことができるので重宝しています。
〈1+0 pottery〉のカトラリースタンド
陶芸家・伊藤環

手前味噌で申し訳ないが、私のプロダクトラインのアイテムになる。100年前までヨーロッパでジャムポットやアンチョビの保存容器として使われていたものを写した。
量産型ならではの無機質さと無骨さが好きで作品のラインナップとして作っていたが、要望が増えたことと元々量産から生まれたデザインであることからプロダクトへシフトした。
今ではアンチョビではなく花やキッチン道具を入れるのに活躍している。
〈Le Creuset〉ビュッフェ・キャセロール
和菓子作家・小島直子

数年前、母のお下がりとしてフライパンとセットで譲り受けました。アクアパッツァや煮込み料理を作るときに使っています。
大昔ですが母が南フランスに住んでいたので、親から子ヘ〈ル・クルーゼ〉を受け継ぐという経験が古き良きフランスの文化を体験している気持ちになり、なんだか嬉しかった記憶があります。
スニーカー
〈STUDIO NICHOLSON〉のスニーカー
〈中華可菜飯店〉五十嵐可菜

何度も洗っては履いてを繰り返して、かれこれ3回ほど同じものを購入しています。
ソール、シューレース、シューホールとそれぞれ微妙に白のニュアンスが違っていてその点が気に入っています。
〈KEEN〉「ユニークスニーク」
編集者・セソコマサユキ

素足でスポッと履けて、フィット感が抜群の〈KEEN〉の「ユニークスニーク」。
水陸両用で使っていて、リバートレッキングだったり、子どもたちとイノー(浅瀬)遊びするときだったり、沖縄は水遊びのシーンも多いので、濡れることを気にせず、動きやすいスニーカーは重宝します。
〈KARHU〉のスニーカー
〈Homecomings〉福富優樹

数年前にたまたま撮影の衣装で履かせてもらってからお気に入りの〈KARHU〉のスニーカー。今特にお気に入りなのは、紺色と黒色の二足。
音楽やポッドキャストを聴きながら散歩するのが僕の日課なのですが、どれだけ歩いても足が痛くならなくて最高です。
〈COMME des GARÇONS HOMME〉のSANDAL SNEAKER
12/31

一目惚れで購入しました。持っている他の靴と比べると履き心地は別に良いわけではないし、立ったままだと履くのが難しくて正直面倒なのですが、「なんで売り切れてないんだろう」と疑問に思ったほどなので購入できて満足しています。
数日後に購入したサイトを覗いたら売り切れていたので、しめしめと思いました。
〈CONVERSE〉のオールスター
ファッションライター・sushi

他人に見せるのが少し憚られるほどに履き込んだオールスター。小学5年生の時に購入したものなので、計18年選手。登場シーンもカジュアルな時、ストリート風の格好をする時、モードな格好のハズシと懐広く、付き合う年数を重ねるほどにそのデザインの完成度に感服します。正直捨て時を見失っている感もありますが、オールスターはボロボロの方がなぜかかっこいいと思っているので、頑なに手放さないでいます。当時足のサイズが大きくなると思って28cmを買ったものの、そこまで成長しなかったのは苦い思い出。
〈CONVERSE〉ALL STAR MADE IN USA
PR director・Takuya Kobayashi

一人の男性として憧れ尊敬しているmake up artistの方から借りたままの、〈CONVERSE〉ALL STAR MADE IN USA。借りた当時はまだ21歳くらいで。社会を生きていく上での右も左も、自分のやりたいことも明確じゃなかったタイミングでこの靴を履かせてもらって。なぜかテンションが上がったことだけは明確に覚えていて。7年経った今でもこの靴と目が合うたびに当時のことを思い出します。
〈NIKE〉ウィメンズ ワッフル レーサー クレーターCoconut Milk
グラフィックデザイナー・脇田あすか

白ベースにシルバーやグレーと朱赤、の色味がすごく好き。重量の20%がリサイクル素材らしく、チップの入ったソールはデザイン的にもとても可愛い。写真を撮るときにいつの間にか汚れてきてるなあ、と気づいた。洗ってあげなきゃ。
〈crocs〉のBROOKLYN LOW WEDGE
プロダクトデザイナー・月舟蘭

事務所でも外出でも、一番履いているサンダルです。ストラップからソールまでマットなラバー素材でできていて、そこにぽつんとある、ストラップを留める小さな金具だけがシルバーでできていて、そのバランスの美しさが気に入っています。crocsは定番のクロッグのイメージが強いですが、ラバー素材のかわいいサンダルが他にもあって、ソールの薄いフラットなものも持っています。
〈Li-ning〉のFurious Rider Ace
クリエイティブディレクター・河野 涼

〈Li-ning〉という中国のブランドのスニーカー、Furious Rider Aceというシリーズです。2019年にこのブランドを知って初めて履いたときに感動するくらい歩きやすくて。仕事の相棒として重宝しています。デザイン性にも優れていて、建築からインスパイアを受けたシリーズもあったり。このスニーカーもディテールがかっこよくて、でもさりげなくて、すごく好きです。
〈Clarks〉の靴
〈opnner〉Kaho Iwaya

〈aries〉とのコラボで、パートナーとペアで購入。最初は派手かなと思ったけど、履くとどの服装のアクセントにもなる。革紐にビーズが付いているのがキュート、ソールの裏もかわいいです。
〈COMME des GARÇONS〉 × 〈Salomon〉 Pulsar Platform Sneakers black
映像監督/写真家・林響太朗

動きやすそうで大切にしたいスニーカーを探していました。ネットで購入したのですが、サムネイルにうつるシルエットがすごく魅力的で一目惚れをしてしまい、すぐ買いました。
〈HYKE〉 × 〈adidas〉のスニーカー
WEBデザイナー・ばくよし

アディダスのシーユーレイターを〈HYKE〉がリデザインしたスニーカーです。奇抜ながら品のあるかっこよさで、履いているとよく褒められます。
ハイキングやトレッキングにも使え、地元の山に登るときにも活躍してくれました。2017年くらいに買ってからは毎日のように履いているのにまだまだへたりません。生活を底上げしてくれる逸品です。
〈Maison Margiela〉タビ ローミュール
ファッションデザイナー・石井瑛真

私の足の形は変わっていてなかなか合う靴がないのだけど、タビだけは裏切らない歩きやすさで長年愛用しています。
ロングドレスが増えるサマースタイルとのバランスが良く、最近出番が多いのはこのローミュールタイプ。
〈SPERRY TOP SIDER〉のスニーカー
モデル・小谷実由

TALKING HEADSのライブフィルム『STOP MAKING SENSE』が大好きで、ボーカルのデヴィッド・バーンがステージ上で履いているスニーカーが欲しくて、写真を必死に撮ってスニーカーに詳しい友達にどこのだと思う?と質問したりして買った思い入れのある一足。
本当にこのスニーカーを履いているかは分かりませんが、これを手にするまでの過程がとても楽しかったので良しとしています。シンプルでどんなファッションにも合わせやすい。
〈ASICS〉の「GEL-NIMBUS 25」
〈ENKEL〉水澗航

週に1、2回のペースでランニングをしているんですが、ずぼらなので普段履きできてランニングもできるスニーカーを探しているときに見つけました。
最初に足入れしたときのふわふわとした柔らかい履き心地と軽さ、しっかりとしたフィット感に感動して選びました。普段履きで楽なのはもちろん、ランニングも快適にしっかりと走れるので◎。
〈New Balance〉の「M1500UKF」
陶芸家・伊藤環

小学5、6年生の頃の絵日記には〈ナイキ〉や〈ニューバランス〉のスニーカーを履いた僕がよく登場する。
実際には薄っぺらい白いスニーカーをコンプレックスと一緒に履いていた。オシャレな同級生が履く海外のスニーカーを憧れの眼差しで絵を描くことで気持ちを誤魔化した。
この〈ニューバランス〉はイギリスの工場創立40周年の記念モデルでヴィンテージ感のあるソールと贅沢なレザーを使いドレスアップした大人な一足。何といっても1500は顔がいい!
小学校を卒業して40周年記念と言い訳して買った。
〈KEEN〉EXPLORE UNEEK
和菓子作家・小島直子

キャンプでも使えるスニーカーが欲しくて購入。靴紐が解けず、雨やぬかるみにも安心なアウトソールが決め手でした。
履きやすくて、歩きやすいのでスニーカーはこればっかり。森を歩いたときにたまたま小枝が刺さったのですが、それがすごく気に入ってしまい、そのままにして履いています(笑)。
使い手によって思いもよらぬ機能やモノの個性が生まれる面白さに気づいた一足です。
照明
〈稲熊家具製作所〉のテーブルランプ
〈中華可菜飯店〉五十嵐可菜

温かみのあるフォルムが気に入り、幡ヶ谷のセレクトショップ〈BULLPEN〉で購入しました。
ベッドサイドに置いて、寝る前に本を読んだりしています。
〈stomp〉で購入したアンティークのフロアライト
編集者・セソコマサユキ

沖縄の国道58号、宜野湾市の通称「家具屋通り」にある〈stomp〉というアンティークショップで購入したフロアライト。
夜の室内がピカピカに明るいのは苦手なので、寝室で間接照明として使っています。
京都・夷川通で見つけたランプ
〈Homecomings〉福富優樹

ベッドサイドテーブルに置く小さなランプをずっと探していて、最近遂に出会った可愛いやつ。
京都の夷川通という家具屋通りで見つけて一目惚れしてしまいました。京都に住んでいたときから夷川通で買い物することに憧れていたのでとても嬉しかったです。
眠くなるまで本を読んで、ぱちっとランプを消すまでの時間が僕にはとても大切なのです。
〈Pablo〉のCANDEL
12/31

テーブルランプは自分にとっての最適解を見つけるのが特に難しいと思っています。
求めたのはワイヤレスであること、光の拡散性があること、明るさの切り替えが簡単であること、置き場所を選ばないこと。
上記の項目はだいたい叶いそうなものですが、加えて「エレガントである」を求めていたので、部屋の印象を変える大きな役割をCANDELに委ねました。
〈ANGLEPOISE〉タイプ75デスクランプ
ファッションライター・sushi

インテリアに凝るようになって最初に購入したこだわりの家具がこのランプ。小さいころ、夏休みは青森の祖父のもとを訪れ夏休みの宿題を片付けるのがお決まりで、祖父の家のデスクに置いてあったランプのデザインが好きだったのですが、それがこの〈アングルポイズ〉にそっくりでした。個人的にデザイナーのマーガレット・ハウエル氏をとても尊敬しているのですが、同氏も同じものを愛用していたりと自分の感性に深く刺さっているアイテムで、この先もランプはこれ一択だなと思っています。
〈Ambientec〉の「Xtal Acrux」
PR director・Takuya Kobayashi

家に宝石のような光を照らしてくれるコードレスランプ、〈Ambientec〉の「Xtal Acrux」。多面的にカットされたこのデザインとフォルムがお気に入りです。グラスと一緒でほんと何気ない夜も、このランプがあることで彩ってくれて。日々の癒やしになっています。
〈イサムノグチ〉のakari
グラフィックデザイナー・脇田あすか

我が家のリビングの照明。もともと夫の私物。うちにあるこの子は、よく見ると左右非対称で、有機的でアンバランスなバランスが美しい。
〈IKEA〉のORSALA
プロダクトデザイナー・月舟蘭

仕事に使っている手元用のワークランプです。明るさが簡単に調節できて、最大1000ルーメンまで明るくできるため、細かい作業にも重宝します。色温度も自在に変更できるので、正確な色を確認したい時にも便利です。なにより工業的なデザインが気に入っています。
〈BALMUDA〉The Speaker
クリエイティブディレクター・河野 涼

友人の結婚式の抽選で当たりました(笑)。前々から気にはなっていて、実際に使ってみて「これはいいな」と。音質はもちろんなのですが、ちょっとした照明としての役割も申し分ないんです。音楽の波長に合わせて光が連動したり、ランプとしても重宝しています。
〈稲熊家具製作所〉テーブルランプ
〈opnner〉Kaho Iwaya

近所のカフェのトイレで発見して、かわいいなと思っていたらその近くで売っていたので感動して購入。2段階に調光できるから、ごはんのときも読書のときもぴったり。
〈Ambientec〉TURN CRAFT
映像監督/写真家・林響太朗

結婚祝いで尊敬する人から頂いた「TURN」という照明で田村奈穂さんを知り。作られている一つ一つの美学に感銘を受けています。その美学がさらに詰まっている「TURN CRAFT」を自分でも購入しました。家には田村さんの照明がたくさんあります。
スウェーデンのアンティークライト
WEBデザイナー・ばくよし

会社の近くの北欧ショップで購入したスウェーデンのアンティークライトです。ミニマルなデザインが気に入りました。店主の方がこのライトとの別れを惜しんでいたのが思い出に残っています。
エジソンバルブのような電球とよくマッチするので、時々変えたりして遊びます。寝る前の照明として重宝していますが、昼は夜見るよりもキュートに見えるので昼に点灯したりもします。
〈shiroyama〉で購入した60年代のヴィンテージランプ
ファッションデザイナー・石井瑛真

少し重ためのランプを探しまわっていた時にやっと出逢い、この色味と材質なら引っ越しのたびに部屋のトーンが少し変わってもいけるわ!と長い付き合いを見越して購入できたもの。ギザギザな傘の形がかわいい。
明るすぎる空間が苦手なので転々とランプを置いて薄暗い空間に仕上げるのが好きです。
〈Graphio/büro-stil〉で購入したライト
モデル・小谷実由

代々木上原の〈Graphio/büro-stil〉(グラフィオ/ビューロスタイル)で購入したライト。引っ越しを機に新しい家具やライトが欲しかった時期に購入しました。
涼しげな氷の塊のようで可愛いし、ライトをつけるとガラスの柄が反射して幻想的な光になるところもお気に入り。グラフィオ/ビューロスタイルは素敵なものが見つかるのでいつもWEBをチェックしています。
イサム・ノグチの〈OZEKI〉「33S+BB3」
〈ENKEL〉水澗航

照明はこの特徴的なフォルム(ホーン)のイサム・ノグチのAKARIが気に入っています。
元々AKARIの優しく広がる光がとても好きなのですが、灯さないときも彫刻的な佇まいのカッコ良さに惚れています。
意外と空間を選ばずにいろんなシーンで使えるのと、時の経過にも負けない見飽きないデザインが魅力です。
ナカオタカシのスタンドライト
陶芸家・伊藤環

ナカオタカシ氏はFRPという工業素材を使い、唯一無二のスタイルの作品を展開する。リスペクトする作家の一人でもあり友人でもある。
傘もボディも首も全てFRPで作られ、電源コードも彼が編み込んでいる。小さなスイッチの憎い演出だったり、用途以上に小さなアートピースとしてライトを消しているときも景色の一部として愛でている。
FRPを透過した5ワットの静かな灯りは辺りを優しく包み込み、チェット・ベイカーでも聴きながら読書……とはいかず眠るための装置になっていることは彼には内緒だ。
〈蠣﨑マコト〉ガラスのシーリングライト
和菓子作家・小島直子

ガラス作家・蠣﨑マコトさんの展示で購入。スタイリッシュな垂直のライン、独特の貫入(ヒビ)の模様、灯したときにテーブルに落ちる柔らかなガラスの影。どこを切りとっても美しいです。
一点ものなので、どれにするか悩みながら選んだのも楽しい思い出。
レイングッズ
〈Coci la elle(コシラエル)〉のレインコート
〈中華可菜飯店〉五十嵐可菜

手作り傘のブランド〈コシラエル〉で購入しました。深いグリーン色がお気に入りで、気分が落ち込みがちな雨の日でも着ると晴れやかな気持ちになれます。
作家・ひがしちかさんのドローイングが内側部分にあしらわれているのもお気に入りのポイントです。
〈スピングルムーブ〉のオールウェザーラバーブーツ
編集者・セソコマサユキ

ブーツで防水バッチリだけど脱ぎ履きしやすく、歩きやすい。
キャンプなどの屋外イベントなどはもちろん、スコールの多い沖縄では日常でも使い勝手が良いです。
〈LISOMO〉のレジャーシート
〈Homecomings〉福富優樹

ここ最近、〈LISMO〉のグッズを集めるのにハマっていて、コンピレーションCD→キーホルダー→ステッカーシートときてこのレジャーシート。
これからのフェスシーズン、ちょっとした雨でもレジャーシートがあれば一安心。Y2Kの最先端は〈LISMO〉で決まりです。
〈bench〉のDIAL CHUKKA BOOTS
12/31

レインブーツとして購入したわけではなく、ダイヤル式の紐に惹かれて。
レインブーツが一足あれば雨の日に履く靴に悩まなくていいので助かっています。着脱方法も独特で、少なくとも私はこのような靴を他に知らない。
〈Barbour〉のソルウェイジッパーと〈Traditional Weatherwear〉のアンブレラバンブーライト
ファッションライター・sushi

英国文化が好きで、レイングッズは雨の国と称される英国の品々で揃えています。〈バブアー〉のソルウェイは現行モデルだとそこまでメジャーではないですが、かつて第一次、第二次世界大戦時に同社が英国軍に供給していた歴史あるモデル。英国人に倣って雨の日は傘を差さずにラフに〈バブアー〉を羽織って出掛けたいところですがそうもいかないので、傘も英国モノで。差さずに持ち運ぶ際にアスファルトと擦れない少し短めサイズのものを愛用しています。
〈アークテリクス〉アルファSVジャケット
PR director・Takuya Kobayashi

普段は自転車で移動することが多いので、雨風を凌げるアイテムを探していて購入した〈Arc'teryx〉のアルファSVジャケット。機能性は言うまでもなく最高で。大雨じゃない限りは基本これを着てればなんとかなるって思えるくらいに信頼しているアイテム。定番のブラックではなく、他人とはかぶりにくいオレンジを選びました。ファッションアイテムで一番好きなカラーがオレンジで。ただ、晴れの日とかに着ると凄い目立つので恥ずかしいです。
大岡弘晃 × 〈IBE〉の折りたたみ傘
グラフィックデザイナー・脇田あすか

アーティスト・大岡弘晃さんとセレクトショップ〈IBE〉のコラボアイテム。いろんな雨の記号が描かれていて、それが降ってくる雨音の楽譜みたいに感じられる。持ち手にも刻印があったり、隅々まで可愛くて思わず持ち歩きたくなる。
コンパクトな折り畳み傘
プロダクトデザイナー・月舟蘭

雨女なんです。家を出るときにどんなに晴れていても、傘を持ってないと、どうしてか雨に降られてしまう。それで、おまじないのように、毎日鞄にこの折りたたみ傘を入れています。鞄がかさばるのが嫌なので、とにかく軽量&コンパクトなものを探しました。細くてコンパクトな晴雨兼用の折りたたみ傘にたどり着いて、愛用しています。
〈HYKE〉SOLOTEX STRETCH SHORT SLEEVE TOP
クリエイティブディレクター・河野 涼

特にレイングッズとして購入したわけではないのですが、乾きやすく、撥水性に優れていたので、梅雨の季節はこればかり着ていました。首元の後ろをボタンで留める仕様やシルエットに惚れて購入したのですが、良すぎて長袖も購入しました。天気が悪くなりそうな日は、これを着て出かけて、水を弾いてくれる感じが心地よいので多少の雨では傘をさしません。
〈CAMPER〉フラットシューズ
〈opnner〉Kaho Iwaya

雨のとき、普段からあんまり傘をささないのに靴下が濡れるのは嫌で、この靴は足先につけ外し可能なゴムが付いているので雨の日も安心、大愛用中。
〈KiU〉ニュースタンダードレインポンチョ
映像監督/写真家・林響太朗

外で撮影していると当然雨が降る日があります。どうしてもそういったときは憂鬱な気持ちになりがちなのですが、自分についてくれている弟子の一人が身につけていたこの〈KiU〉のポンチョが機能的でとても良さそうで、もう一人の弟子と共に3人でお揃いのポンチョを買いました。間違えないように自分のはオレンジのテープを貼ってあります。
〈HEY〉の傘「MONO」
WEBデザイナー・ばくよし

〈HEY〉の「MONO」という傘です。ただの可愛いカラーの傘ではなく、大骨、小骨、ボタンに至るまでカラーが統一されています。メタル色のままの部品はなく、着色された樹脂や塗装されたパーツのみで構成されています。普通そこまでしないようなこだわりに、質の良い手仕事を見たときのような感動を味わいました。
折り畳み傘派にもかかわらず、プロダクトの持つパワーに惹かれ購入してしまいました。
〈GANNI〉チャンキーチェルシーブーツ
ファッションデザイナー・石井瑛真

再生ゴムが使用されたこのアイテムをレインブーツとして。〈GANNI〉はファッション性だけでなく、地球環境への負荷の最小化を目指し自社における最新のサステナビリティレポートを発表していて信用度が高いところもお気に入りです。
〈KIN〉のナイロンコート
モデル・小谷実由

肩幅が広めのシルエットや長めの丈が気に入って購入したのですが、これ撥水するじゃん!と気付きレインコートとしても着るようになりました。
ファッション的印象のレイングッズを持っていなかったので、雨の日にはこれが着られると思うと、憂鬱な気分が嬉しい気持ちに。
〈Klättermusen〉の「Nal Hooded Jacket」
〈ENKEL〉水澗航

普段から自転車移動することが多いのですが、急な雨風のときに使えるアイテムを探しているときに見つけました。パッカブル仕様なので普段はカバンに忍ばせておいていざというときにすぐに出して着ています。
とても薄くて軽量化されているので持ち運びが楽なのと、肌にまとわりついたりすることなくドライな状態で着られるのでオススメです。大雨だと厳しいですが、軽い雨やちょっと寒いときにパッと出して着られるので常に持ち歩いているアイテムの一つです。
〈Patagonia〉のフーディニ・ジャケット
陶芸家・伊藤環

仕事で出張の荷物はできるだけ少なく軽い方がいい。
〈Patagonia〉の定番フーディニ・ジャケットは重量はわずか105gと羽織っていることを忘れるほど軽く防水性もある。
しかもパッカブル仕様で胸元のポケットに収納可能なうえ肌寒いときはこの薄さで保温力も上がる。現行品ではなく古いモデルのこちらのポケットのデザインが好みで色違いで揃えている。
〈HELLY HANSEN NATURE FITNESS〉LIGHT STRETCH JACKET
和菓子作家・小島直子

アウトドアウエアを買う場合、なるべく普段着としても兼用できるものを買うようにしています。
ただ、アウトドアウエアの多くがブランドロゴが目立つ位置にあったり、色や柄が派手だったり、主張の強いデザインが多く、苦手意識がありました。
ここのブランドはシンプルで潔く一目惚れ。速乾性もあり蒸れにくく、ちょっとした雨風であればこれ一枚で十分です。真夏以外であれば海にも山にも街にも着ていきます。