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日用品図鑑:写真家・原田教正の愛用する〈LAMY〉の白い万年筆etc.

毎日使う相棒のような日用品には、その人らしさが表れている。『&Premium』の表紙や〈BOOK AND SONS〉での展示など、多方面で活躍する写真家・原田教正さんに、愛用している茶椀、ペン、ポーチ、花器を教えてもらいました。

text & photo: Kazumasa Harada / edit: Mami Wakao

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透明釉の碗

透明釉の椀

どこで買ったのか、まったく思い出せない。

色や形を見て想像すると朝鮮から来たのだろうか。高台が小さく碗の立ち上がりも美しい。薄い透明釉がよく似合っている。

〈LAMY〉の白い万年筆

〈LAMY〉の白い万年筆

〈LAMY〉の安価な万年筆。プロダクト感と手軽さがちょうどいい。

替え芯のパッケージが好きで、それ欲しさに買ったようなものだった。高級なそれとは違うカリカリとした書き味も悪くない。

 

コットンガーゼの袋

コットンガーゼの

ハンカチやリップクリームを入れたり、ピンで刺して壁に飾ってみたり。

〈スパイラルマーケット〉の展示で見つけた武井春香さんの柿渋と藍染めの小袋は、いくつでも持っていたくなる。

誰かにあげようと6枚も買ったのに、全て自分で使っている。

八角形の花器

八角形の花器

真ん中に穴が開いているから、決して生けやすくはないけれど、そういう道具を不便だとは思わない。

高桑英隆さんのこの花器に似合う花は、生け方は、どんなだろう。そう考えさせてくれる、素晴らしい暮らしの道具。

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