text: BRUTUS

7月1日に発売のブルータス本誌「冒険者たち。」特集で紹介したのが、スピアフィッシャー・小坂薫平さん。携えるのは銛一本。年間200日以上を海で過ごし、さまざまな魚を突いてきた。2021年には189cm、86.1kgのイソマグロを獲り、世界記録を樹立。他の魚種を含めると、6つの世界記録を保持している。その“冒険譚”のきっかけや続ける理由を、誌面では迫力の写真とともにレポートした。

そんな小坂さんが10年間挑み続けてきたのが、100㎏のイソマグロを素潜り銛一本で獲るという挑戦「Mission100」。その最終遠征で見事に100kg超えのイソマグロを仕留めたという連絡を編集部が受けたのは、今年6月、本誌の校了間際のことだった。

誌面には間に合わなかった最終遠征の裏には、どのような冒険があったのか。イソマグロとはどんな魚か、なぜ追い続けたのか、10年にわたる挑戦の軌跡とは。その詳細を、映像と小坂薫平さん本人のトークで伝える「遠征報告会」が8月22日〜9月1日にかけて、全国8都市(東京・湘南・富士吉田・京都・福岡・大阪・名古屋・富山)で開催される。

世界中でいまだかつて誰も仕留めたことがない「100kgクラス」にいかに挑んだのか。大迫力の映像とともに、その冒険を追体験をしてほしい。