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都市生活でいきる服。New Balance NB GREY #3

2025年秋冬シーズンから、アスレチックブランドのニューバランスより、新たなアパレルコレクション〈NB GREY〉が始動。ここでは、“Intersection of Sports & Culture=スポーツとカルチャーの交差点”を標榜するアイテムを、2つのスタイリングのなかでご紹介。

photo: Naoya Matsumoto / styling: Naoki Ikeda / hair & make: Taro Yoshida / text: Emi Fukushima / edit: Yu-ka Matsumoto

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フロントにリフレクターラインとメッシュパネルを配したナイロンジャケット(左)と、身幅をしっかりとったオーバーサイズと丈の長さが特徴のスタンドカラージャケット(右)を主役に。いずれもデザインは、アーカイブのジャケットからインスパイアされている。
STYLING1:アーカイブのトラックジャケットのデザインを踏襲しながら、シルエットは現代的なリラックスフィットに改良。素材には、丈夫でいて薄手で軽量なクリンクルナイロン生地を採用しているほか、裏地にはメッシュを配し、通気性を確保している。フルジップジャケット24,200円、下に重ねたフルジップジャケット24,200円、ロングスリーブ8,910円、フリースワイドパンツ13,970円(以上エヌビー グレー/ニューバランスジャパン お客様相談室)、スニーカー39,600円(ニューバランス/ニューバランスジャパン お客様相談室)
表面に施された独自のシワ加工が、レトロな風合いを醸し出している。

   

フロントや袖、左右のポケットには止水ファスナーを採用。裾のドローコードを絞ってシルエットを変化させることも可能だ。

  

   

   

フロントからバックにかけて繋がるリフレクターラインとメッシュパネルが存在感を放つ。

  

   

組み合わせたフリースパンツはワイドなシルエット。高い保温性と軽さを兼ね備えたテクノロジー「NB HEAT」を取り入れている。
STYLING2:両サイドや背面、裾など、複数のドローコードを絞ることで多様なシルエットを楽しむことができる。アーカイブのトラックジャケットに施されていたカラーブロッキングをデザインのベースにしている。スタンドカラージャケット27,940円、Tシャツ6,930円、サーキュラースカート14,960円(以上エヌビー グレー/ニューバランスジャパン お客様相談室)、スニーカー39,600円(ニューバランス/ニューバランスジャパン お客様相談室)、ソックスはスタイリスト私物
薄手で軽量、丈夫なクリンクルナイロン生地を採用。襟に仕込んだコンシールポケットにはフードが収納されている。

   

背中のドローコードを調節すれば、ウエストを絞ったメリハリのあるシルエットにもアレンジ可能。

  

   

   

フロントは、立体的なガンフラップ風のデザイン。下はメッシュ仕様になっており、通気性を確保している。

  

   

オーバーサイズシルエットで着心地抜群のスカートをボトムスに。動いた時に美しいドレープ感を醸し出すのみならず、全面撥水加工を施したクリンクルナイロン素材によって機能性も兼ね備えている。

NB GREYを着こなすには?

色や形が他のアイテムと組み合わせやすかったり、ドローコードを調整してシルエットを変えられたり。“Adjustability=適応性”をキーワードに掲げ、多様な着こなしができる余白の大きさも〈NB GREY〉の特徴のひとつ。スタイリングを手がけた池田尚輝さんは、どのようにコーディネートを組んでいったのか。〈NB GREY〉デザイナーの大庭里香さん、桑原啓さんからのアイテムの解説に耳を傾けつつ、着こなしを考えるプロセスに密着した。

大庭里香

〈NB GREY〉では、ニューバランスが蓄積してきたアーカイブから着想を得たり、デザインのディテールを引用したりしています。その筆頭が、今回のフルジップジャケット(STYLING1)と、スタンドカラージャケット(STYLING2)です。

桑原啓

フルジップジャケット(STYLING1)は、もともとアーカイブのランニングベストやトラックジャケットに施されていたリフレクターラインのデザインを踏襲しています。

池田尚輝

確かにレトロな印象を受けるし、ミリタリーっぽいエッセンスも感じますね。ベースとなったアーカイブは、日常着ではなく、ランナー向けのプロダクトだったんですか?

桑原

そうなんです。なのでシルエットはもっとタイトだったんですが、今回のプロダクトはタウンユースであることを見据えて、リラックスフィットにアップデートしています。

池田

トップスとしても羽織り物としても使える、実用的な一着ですよね。もちろん普通に着ても様になるけれど、今回は少し遊んでみたいなと。ブラックとイエローを2枚重ねてジャケットの存在感をより引き立たせてみました。内側のものに比べて外のジャケットのドローコードをより強めに絞って、2枚でシルエットに差をつけることで、うまくレイヤードさせています。

桑原

面白いアイデアですよね。パンツにフリースワイドパンツを合わせたのはどうしてですか?

池田

ストレート気味のワイドなシルエットが気に入って選びました。今ではスポーツウェア自体が日常着としても市民権を得ていますが、今回はあえて、いかにもスポーツウェアらしい装いからは外したいなと。パンツを、ジャージっぽいテーパードではなくワイドめなものを選ぶことで、洗練された印象にまとめました。

大庭

素敵ですね。それでいうと、スタンドカラージャケット(STYLING2)も、まさにスポーツウェアをベースとしながらも、現代的で洗練された印象に仕上がるようにデザインしたプロダクトです。

池田

ひと昔前に定番だったスキーウェアっぽさも感じる一方で、アウトプットはモダンな印象になっているのが面白いですね。

大庭

ありがとうございます。アーカイブのトラックジャケットのアーカイブから、ブロックごとに変化をつける点を踏襲していて。色によって切り替えていたものを、素材を変えたり、ガンフラップっぽいあしらいにするなどしてデザイン的に切り替えしたりしています。

池田

すごく立体感がありますよね。動くと変化が出るのも魅力的です。ドローコードの調整によってもかなり印象が変わりますね。

大庭

おっしゃるように、フロント左右、背中、裾など随所にドローコードを仕込んでいるので、繊細に表情を変えられるのは面白いところです。裾を目一杯絞れば、レングスも変えられます。

池田

このジャケットはただ羽織るだけでも存在感があるので、あえてTシャツを出してスタイリングしました。縦長のラインを強調することができて、ウエスト部分での切り替えしやスカートの絶妙な丈感が際立つなと。背中とフロント左右のドローコードは、ほんの少し絞るだけで十分です。

ニューバランスジャパン お客様相談室

都市生活でいきる服。New Balance NB GREY

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