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長野〈LIFE FARMING CAMP〉で、大自然に包まれて泊まる循環型アグリツーリズム

とっておきの宿泊体験は、アウトドアにも。自給自足で生きる村民の暮らしをなぞる、湖畔の最新型ドームテントで年中好き放題遊ぶ。2020年に開始した、型にはまらないプランをご覧あれ。

photo: Koh Akazawa / text: Yumi Kurosawa

LIFE FARMING CAMP(野沢温泉村/北信)

全国屈指の豪雪地帯である野沢温泉村。あまり知られていないが、「夏から秋にかけては農村に住む人々の暮らしが色濃く見える、豊かなシーズンなんです」と、〈LIFE FARMING CAMP〉プロデュースチームの河野健児さん。水と山が支える自給自足の生活。ここではそんな昔ながらの暮らしを体験できる。

村の湧き水にまつわる歴史を学ぶブナ林散策や、農作業と季節の野菜収穫、採れたて野菜を使って作るアウトドアディナーを河野さんら現地のスタッフがアテンド。さらに、野沢温泉村に点在し、地元で愛される13の外湯巡りに、400年以上の歴史を持つ〈健命寺〉での座禅体験も。

キャンプ中の食材はすべて地元でまかなわれ、滞在中に出た生ゴミは堆肥化するといったCO2削減の環境配慮がなされている。

「自然の中に身を置けば、自ずと気候変動を肌で感じられます。その中で気づいたことから始めればいい。だからまずは思いきり“外で遊ぼう”。これが僕らからの提案です」