木原大輔のマイ・ルール
どんな時もエレガントさは損ないたくない
大切にしているけど、気は使いすぎない。ネイビーブレザーとは、そんなふうに付き合っています。デニムほどではありませんが、ガシガシ着ています。高校時代の制服がブレザーだったこともあってか、首元を華やかにして、当時とは違うエレガントな装いに仕上げるのが自分の鉄則。
エレガントといっても艶っぽくしたいわけではなく、どちらかというとインテリジェンスを感じさせる雰囲気にしたいという方が近いかも。だから過剰にならないようにアスコットタイやスカーフは首に巻いて襟から少し覗かせる。そんな塩梅。無地でミニマルな装いが多かったけど、ちょっと柄を差すくらいのメリハリが今の気分で、ブラックウォッチのパンツを合わせました。
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ワーク、スポーツ、民族柄などすべてミックスしても調和が取れる
世界のさまざまなカルチャーやスタイルをブレンドして、自分らしく着こなす。それが私のスタイルです。雑食的にブレンドしているように見えるかもしれませんが、きちんとルールがあります。それは、着こなしのどこかに伝統的なアイテムを取り入れること。それを象徴するのがネイビーブレザーなんです。
派手なファーベストやカラーシャツ、ポップなスニーカーといった個性豊かなアイテムを組み合わせても、最終的にネイビーブレザーを羽織れば、うまく調和が取れる。ただ、シックになりすぎるのは不本意なので、個性を出すための最後のスパイスに色とりどりのキャップを取り入れます。ネイビーブレザーを着る時は、これがないとどこか物足りない。