漫画家、コラムニスト・渋谷直角
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Model:Country
色々履いてきたけれど、結局コレ
基本的には人生ずっと〈アディダス〉派で、最初に買ったのが「カントリー」。いわゆる定番の緑のラインのやつです。ほかにも「スタンスミス」や「ガゼル」「スーパースター」などを履いてきましたが、一昨年かな?〈ウェールズ・ボナー〉とコラボレーションしたこの一足を機にカントリー熱が再燃。過去の自分のルーツを掘り直してくれた、原点回帰のスニーカーです。
〈BRACKETS〉オーナー・飯田康貴
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Brand:USED
Model:German Military Trainer
ソールを張り替えて自分だけの仕様に
このジャーマントレーナーはもともと販売用に仕入れたもの。途中でソールが壊れてしまったので自分用にリペアをして履いていたら、いつしか定番の一足になりました。あえてオリジナルとは違う色味のビブラムソールに張り替えたことで、新鮮に映りますね。今は破棄せず、履き続けるための工夫ができる、ヴィンテージにとっていい時代になったと感じます。
〈CarService〉ディレクター・橋本 奎
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Model:Chuck Taylor
ストックしておきたくなるスニーカー
日本未発売のこのコラボシューズは、デザインを変えて何度も発表されています。毎回アッパーの色と刺繍のデザインが替わるのですが、どれも自分のツボを突いてきて!ネットで見つけたら即買いして、少しずつ集めています。もしどこかで見かけたら、僕に知らせてほしいぐらい(笑)。この間、ブラックの3足目を買いました。よく見るとベロのタグが〈STÜSSY〉仕様なのもいい。
〈SOMA SHIMOKITAZAWA〉オーナー・徳永勝文
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Model:CLYDE
深く輝くゴールドカラーに心惹かれて
〈プーマ〉の名作「スウェード」の前身となった「クライド」は1980年代中頃、HIP−HOPスターたちの足元の定番で、憧れの存在でした。特にこのゴールドは、今ではなかなか再現できない稀少なカラーです。この配色が大好きで、いつかスニーカーを作る機会があれば挑戦してみたいほど。肉厚な爪先や細いワイズなど、当時のバッシュならではの丁寧な作りも魅力です。
ライター、〈CRT〉ディレクター・トロピカル松村
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Brand:Onitsuka Tiger
Model:CALIFORNIA 78
ジャパニーズアメリカンのスタンダード
〈ナイキ〉の「コルテッツ」や〈アディダス〉の「SL」といったクラシックなジョギングシューズはアメカジの永世定番。でも日本人として推したいのは、同時代にアメリカへ闘志を燃やしていた〈オニツカタイガー〉。中でも「カリフォルニア」は雑誌『POPEYE』の初期でもそれらと肩を並べて紹介されていたんです。この靴で、あの頃の隠れたスタンダードを噛み締めたい。
〈MARMOT CAPITAL〉ディレクター・菊乃
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Model:GEL-SONOMA 15-50
色違いで持っていてもまだ足りない
よく歩くので、長時間動いても疲れないスニーカーを選ぶのが私にとってのスタンダード。「GEL−SONOMA 15−50」は色違いで数足持っているのですが、これは〈アー・ペー・セー〉とのコラボもの。ちょっとした運動もこれでできちゃうし、旅行先に持っていく回数もワードローブの中で一番多いかもしれません。GORE−TEX®のトラックパンツとの合わせが定番です。