今でこそミュージックバーは、大人が大人らしく音楽を楽しむ場として成熟してきたが、高度成長期やバブル全盛期には情熱を抱えた若者たちのたまり場になることも珍しくなかった。そこから新たな文化がさまざまな形で街へと発信されていったのである。
60年代・新宿東口、70年代・渋谷・百軒店(ひゃっけんだな)、80年代・西麻布、90年代・渋谷公園通り。各時代、各店のターンテーブルを賑わわせたプレイリストを制作。聴きながらあの時代にタイムスリップしてみて。
BRUTUS特別編集『完本 音楽と酒。』も発売中です。