菅原道真公ゆかりの地でいただく「守り矢」
藤井寺市にある道明寺天満宮は、学問の神として知られる菅原道真公を祀(まつ)ることで知られ、多くの受験生や学問成就を願う参拝客が訪れる神社です。
その歴史は古く、平安時代初期には道真公のおばにあたる覚寿尼(かくじゅに)がこの道明寺に住んでいました。その後、無実の罪で大宰府へ赴く途中、この地に立ち寄り、それがきっかけで後に道真公が祀られるようになったそうです。
また、道真公が愛し、天満宮の象徴ともなっている梅の名所としても知られており、約800本の梅が満開となる毎年2月の『梅花祭』は大阪の風物詩ともなっています。そんな道明寺天満宮で授与されているのがこの「守矢」です。
その名の通り様々な厄災から身を守ってくれる「守り矢」で、一本一本に神職による祈禱がされており、学問成就や交通安全など、様々な願いが込められています。