俳優・大場みなみの“ココ”でクルマを選びました。マツダ「ロードスター」

恋愛もそう。「身長が」とか「年収が」といったスペックよりも、「笑顔がいい」とか「気が合う」といった感覚重視の方が、間違いなかったり、長続きしたりするもの。クルマも同じかもしれません。「燃費」も「維持費」も「下取り価格」も正直気になるものの、思い切って直感で選べば、苦楽を共にして末永く付き合っていけるはず。とにかく「ココが好き」で選んだ俳優の大場みなみさんに、クルマとのなれそめ、のろけ話を聞きました。

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photo: Natsu Tanimoto / text: Takeshi Sato / edit: Junya Hirokawa

運転中にスタイリングを想像させるフロントのふくらみ

出演映画をきっかけに、2年前に免許を取り、ファーストカーが「ロードスター」。

一番惹かれているのは、滑らかな流線形のボディはもとより、ドア内側の白いパーツがシームレスにボディへとつながるところ。

大場みなみのマツダ「ロードスター」

「運転席に座ってハンドルを握って、クルマの内側から外側に延びる白いボディを目で追っていくと、その先に独特のふくらみが見えて、“あぁ、私、スポーツカーに乗っているんだな”と一人で実感しちゃってます」

実はもともと角ばったクルマが好きで、古いボルボも検討していたもののロードスターに一目惚れ。今では、「後ろが見やすくて駐車しやすいし、乗れば乗るほど虜です」と好みのタイプも一変した。発声練習しながら仕事先に向かう、専用の稽古場も手に入れた。

大場みなみのマツダ「ロードスター」
「白くて滑らかで 杏仁豆腐みたい」