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イームズ、ネルソン、ジラード。改めて学びたい、ミッドセンチュリーデザイン3大巨匠のこと

ミッドセンチュリーブームの中心となった3大巨匠について紹介。ブームを牽引した彼らは、一体どのような人物で、何を生み出したのか?

illustration: Takashi Koshii

90年代日本でのミッドセンチュリーブームの中心となったイームズのプロダクト。流行に左右されることなく、時代を超えて愛されるネルソンの家具。近年、フォークアート好きが改めて注目するジラード。アメリカのミッドセンチュリーデザインを牽引した彼らの功績、プロダクト、そこから見えてくる仕事術には、クリエイティブの学びが多く見つかる。

チャールズ&レイ・イームズ

1907年生まれのチャールズと1912年生まれのレイは、クランブルック美術学院勤務時代に出会い、結婚。多様な工業技術を応用した家具デザインを手がける。多数映像作品を残すとともに、IBMの展覧会プロデュースも行った。チャールズは1978年、レイは1988年没。

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ジョージ・ネルソン

1908年生まれ。イェール大学を卒業後、ローマ滞在を経て建築と編集に携わる。45年に〈ハーマンミラー〉のデザイナーとなり、25年以上同社でデザインディレクターとして活躍。並行してデザイン事務所を運営し、多くの寄稿や著作でも知られる。1986年没。

ネルソンのデザインについてもっと知る

アレキサンダー・ジラード

1907年生まれ。イギリスで建築を学ぶ。30年代よりテキスタイルデザイナー、建築家、グラフィックおよびエキシビションデザイナーとして活躍した。52年より〈ハーマンミラー〉のテキスタイル部門ディレクターとして辣腕(らつわん)を振るい、名作を生み出す。1993年没。

ジラードのデザインについてもっと知る

改めて学びたい、ミッドセンチュリーデザイン 3大巨匠のこと
(左から)アレキサンダー・ジラード、チャールズ&レイ・イームズ、ジョージ・ネルソン