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場所にも時間にも仕事にも縛られたくない。音楽漬けの人生に、〈Marshall〉のヘッドホン

音楽とともにある人生。室内外で最高の音を、状況に合わせて選び、楽しみたい。DJで〈Jazzy Sport〉を主宰するMASAYA FANTASISTAはそんな生活を地でいく人。〈Marshall〉ヘッドホンの最高峰モデルMONITOR Ⅲ A.N.C.を使った感想を聞いてみた。

photo: Shu Yamamoto / text: Katsumi Watanabe

ギターアンプメイカーとして、1962年の創業以来、音楽の歴史とともに進化を続けてきたMarshall社。2009年からは、長年培った音響技術を反映させたヘッドホン・スピーカーブランドも展開している。

その中でもMONITOR Ⅲ A.N.C.は、深い没入感の音楽体験ができる最高峰モデル。軽量感とコンパクトなデザインに加え、アクティブノイズキャンセリング機能を導入した。ロックはもちろん、ジャズやヒップホップ、ダンスミュージックなど、さまざまな音楽のジャンルのリスナーから人気が高い。

今回、音楽レーベルやレコードショップ、ダンススタジオ、さらに最近ではドッグパークも運営するなど、幅広い活動を展開するJazzy Sport代表、Masaya Fantasistaに使用してもらい、その感想を聞いた。

音楽と自然がともにある人生

Jazzy Dogの保護犬活動は大切なライフワークで、長野県長和町に広大なドッグパークを作ったんですよ。犬の散歩ではいろんな変化に気付く必要があるから音楽はNGですが、施設管理のための簡単な大工仕事では音楽を聴くことが多いんですよね。

この数日間は MONITOR Ⅲ A.N.C.を使っていました。長く音楽の仕事に携わっていることもあり、ライブ会場やスタジオでMarshall社のアンプには馴染みがある。いかにも重量感がありそうだけど、いざヘッドホンをつけてみると、本体はめちゃくちゃ軽くて(笑)。

まず、その快適さに驚かされましたね。パッドのフィット感も、締め付けすぎず包み込むように柔らかくて快適でした。それからノイズキャンセリングモードには低、中、高の3段階がある。低にしておけば、生活音を確認できるんです。

マーシャルのMONITOR Ⅲ A.N.C.をしているMasaya Fantasista
冬になればスキーばかりやっているので、オーバーイヤー型だと暖かいし、準備や片付けの時なんかいいですよね。約250gと軽量。

レーベルオーナーが体験したリアルなサウンド

音質に関しては、音楽家やレコーディングエンジニアが意図する音を、すごくフラットに鳴らしてくれるヘッドホンだと感じました。自分は音響の専門家ではないので、ミュージシャンやエンジニアがどう感じるか気になり、試しに使ってもらったところ、おおむね同じ意見でしたね。ヒップホップやクラブミュージックにも適していると思います。

個人的に使用している中で、すごく発見だったのがMarshall Bluetoothアプリのサウンドステージ空間オーディオのリアルな音質。アクティブノイズキャンセリング機能を使いながら、ライブ音源を聴いた時のこと。

細かな演奏の質感も伝わってきますが、それ以上に録音された会場のアンビエンス、残響音や空気感をリアルに体感できたことです。何度も聴いてきたジェイムス・ブラウン『Live At The Appollo』(1963年)といった歴史的なライブ作を、今まで以上に臨場感を持って聴けました。

もしかして、ノイズキャンセリングモードは「ライブ盤を聴くためにあるんじゃないかな?」と思うくらいの没入感でしたね(笑)。

マーシャルのMONITOR Ⅲ A.N.C.で作業中のMasaya Fantasista
五本木のJazzy Sport Music Shop Tokyo上のオフィスにて。「誰よりも早くリモートワークを始めたので、滅多にここにはいないですけどね(笑)」と、型にはまらない自由なライフスタイルを貫く。

いつ、どんな場所でも音楽を

最近では映像の仕事も多くて、辺境地まで出掛けての撮影も多いんです(笑)。例えば、満天の星が輝く夜空や、富士山のいわゆる赤富士や逆さ富士など、長時間の定点撮影で最高の瞬間を狙うんです。

そんな時はMONITOR Ⅲ A.N.C.でノイズキャンセリングをオンにして、大音響でファラオ・サンダース「Astral Traveling」(1970年)や、その作曲者であるロニー・リストン・スミスの電子ピアノの曲。それからクール& ザ・ギャング「Wild & Peaceful」(1973年)など。大自然や宇宙など、壮大な曲を聴きたいんですよね。そう、僕はこう見えて意外とロマンティストなんですよ(笑)。

聴いている音楽と周囲の環境音をモニタリングし、それに応じて音のバランスを調整する最新のアダプティブラウドネス機能を搭載している。

長年の技術を反映したギターサウンドの響き

やっぱりMarshall社だけあって、ギターの響きは、素晴らしいとしか言いようがなかったですね。ロックの名曲であると同時に、ヒップホップのブレイクビーツ・クラシックでもあるスティーヴ・ミラー・バンド「Fly Like An Eagle」(1976年)。アイズレー・ブラザーズのスロウバラード「Summer Breeze」(1973年)における壮大なギターソロのラウド感も最高。ジャズギタリストのジョー・パスの作品も聴いてみたところ、繊細なフレージングもクリアに聴くことができて大満足でしたね。

金色のボタンはマルチディレクションコントロールノブ。再生、一時停止、曲のスキップ、音量調整、電源のオン/オフはもちろん、Bluetooth®のペアリングや、通話のコントロールもできる。

コンパクト設計と、最大70時間のワイヤレス再生

国内外のDJツアーでは本当に移動が多いので、まずはコンパクトに折り畳めて、フル充電で70時間も使えるところがありがたいですよね。それから今はアナログ盤ではなく、データでプレーする機会が多くて、訪れた街のレコード店へ行くより、移動中にPCで新しい曲をディグする時間が増えています。飛行機や電車での移動の最中でも、その環境に適した音量に調整してくれるアダプティブラウドネス機能が活躍しそう。疲れた時には、ノイズキャンセリング機能を駆使して、安眠できるのも頼もしいです(笑)。

頑丈な折り畳みデザインの超コンパクト設計。ケースの内側はギターケースのようなベロア素材で雰囲気も抜群。本体にはTPUレザーをし、ヘッドホン自体がMarshallアンプのような重厚感溢れる佇まいだ。再生プラスチックを66%使っているのもポイント。

PLAY LIST for MONITOR Ⅲ A.N.C.(selected by Masaya Fantasista)