理想の本棚。

#999_理想の本棚。_表紙
#999_理想の本棚。_表紙

WE LOVE BOOKS

No.999 2023年12月15日 840円

あの人はどんな本を読んできたのだろう?年末年始の人気企画・ブルータスの本特集。今回はさまざまなフィールドで活躍する皆さんの本棚を訪ね、理想的な本棚のつくり方や本がもたらしてくれた経験など、「本棚と本のはなし」を根掘り葉掘り聞きました。本棚にも多様な個性があり、まるでその方自身が表れているようです。BOOK IN BOOKは、エッセイ集「私の本棚の、絶対に捨てられない1冊。」

特集「理想の本棚。」
巻頭記事では、美術家・横尾忠則さんのアトリエにある本棚を訪ねた。絵と読書は、「水と油の相対関係」だという。

特集「理想の本棚。」
巻頭記事では、美術家・横尾忠則さんのアトリエにある本棚を訪ねた。絵と読書は、「水と油の相対関係」だという。

〈graf〉代表・服部滋樹「人生の年表のような本棚と体験を促す装置としての本。」
築42年のタウンハウスにお住まいの服部さん。構造用合板でつくったリビングの本棚には「自分の一部として持っていたい本」が収まる。

〈graf〉代表・服部滋樹「人生の年表のような本棚と体験を促す装置としての本。」
築42年のタウンハウスにお住まいの服部さん。構造用合板でつくったリビングの本棚には「自分の一部として持っていたい本」が収まる。

映像ディレクター・大根仁「僕の人間性を表す本棚、僕の座標軸を示す本。」
事務所の中にある、広さ8畳ほどの大根さんの部屋を訪ねた。壁一面に設置された本棚は、ご自身の好きなもので埋め尽くされている。

映像ディレクター・大根仁「僕の人間性を表す本棚、僕の座標軸を示す本。」
事務所の中にある、広さ8畳ほどの大根さんの部屋を訪ねた。壁一面に設置された本棚は、ご自身の好きなもので埋め尽くされている。

本をつくる棚。
編集者や翻訳者、校正者……など、本をつくるプロフェッショナルたちは、普段どのような本をそばに置いて、本をつくっているのだろうか。スペシャルな5人に、仕事を支える本棚と本の話を聞いた。

本をつくる棚。
編集者や翻訳者、校正者……など、本をつくるプロフェッショナルたちは、普段どのような本をそばに置いて、本をつくっているのだろうか。スペシャルな5人に、仕事を支える本棚と本の話を聞いた。

いまも出会える本棚。
あの人はどんな本を読んでいたのだろう。いまはもう会うことはできないけれど、その人が遺した本棚や本を覗けば、不思議と「会える」気がする。開高健、ドナルド・キーン、大島渚の本棚を巡ってみた。

いまも出会える本棚。
あの人はどんな本を読んでいたのだろう。いまはもう会うことはできないけれど、その人が遺した本棚や本を覗けば、不思議と「会える」気がする。開高健、ドナルド・キーン、大島渚の本棚を巡ってみた。

読書とは学びであり、娯楽であり、冒険への入り口でもあります。本から手に入れた知識は読み手を形づくり、そして本棚には、その人自身が表れるはず。今年のブルータスの本特集は、魅力的な人たちがつくる理想の本棚を訪ねます。

今号のスペシャルムービーで訪ねたのは、神奈川県逗子市にある古書店〈古本イサド ととら堂〉。お店に新たな棚を作るとしたら?をテーマに、店主である木村海さんに「本棚と本のはなし」を伺いました。本の並べ方、本棚の位置など、棚づくりの哲学を学びます。
Next Issue No. 1000 2024年1月11日 発売
記念すべき第1000号!満を持してお届けする特集はズバリ「人生最高のお買い物」。BRUTUSの歴史を一緒に紡いできた人&紡いでいく人、総勢100名が自身の価値観の詰まった「人生のベストバイ」の話を語り尽くします。併せて聞いた「2023年のベストバイ」はより実用的な買い物ガイドに。さらに、人生を変えるかもしれない「あしたのベストバイ」と出会えるスペシャルECサイトもオープン。もっと愉しみの詰まった未来へ!