山を、歩こう。

ブルータス987号「山を、歩こう。」表紙
ブルータス987号「山を、歩こう。」表紙

山を、歩こう。

No.987 2023年6月15日 840円

山に魅せられる人が増えています。山を楽しむスタイルも、より自由に、そして多様に。ブルータスが提案したいのは、山を登るのではなく、山を“歩く”こと。登頂の達成感もいいけれど、もっと豊かなものが道の途中にあると思うから。木漏れ日を浴び、草花の香りに季節を感じ、鳥や虫の声に耳を傾ける。ひととき自然の中に身を置くことが、日常からの“アク抜き”になるはずです。難しく考えず、まずは一歩目を踏み出してみましょうよ。歩く人だけが知っている、とびっきりの喜びに出会えます!

長野県・入笠山「『山に、行きたい』橋本愛の夢が叶った日。」
10年前から山への憧れを募らせていた橋本愛さん。登山道を歩き始めると、その理由が明確にわかった。土と緑、水を感じてただ歩く。幸せなある日のこと。

長野県・入笠山「『山に、行きたい』橋本愛の夢が叶った日。」
10年前から山への憧れを募らせていた橋本愛さん。登山道を歩き始めると、その理由が明確にわかった。土と緑、水を感じてただ歩く。幸せなある日のこと。

沖縄県・西表島「日本最後の野生の森へ。五感が研ぎ澄まされるジャングルトレッキング。」
亜熱帯気候の稀有な景観と多様な生態系を育むことから、“東洋のガラパゴス”とも称される西表島。2021年に世界自然遺産に登録されたばかりの秘境を、俳優の井浦新さんが歩く。

沖縄県・西表島「日本最後の野生の森へ。五感が研ぎ澄まされるジャングルトレッキング。」
亜熱帯気候の稀有な景観と多様な生態系を育むことから、“東洋のガラパゴス”とも称される西表島。2021年に世界自然遺産に登録されたばかりの秘境を、俳優の井浦新さんが歩く。

「その山道具を選ぶ理由。」
山歩きの楽しみ方が人それぞれなら、当然道具の選び方もそれぞれ。そして、選んだ道具からは、その人が山とどう向き合っているかが見えてくる。

「その山道具を選ぶ理由。」
山歩きの楽しみ方が人それぞれなら、当然道具の選び方もそれぞれ。そして、選んだ道具からは、その人が山とどう向き合っているかが見えてくる。

Book in Book「これが私の“山歩”道」
山や身の回りの自然の中を気持ちよく歩くこと、それが“山歩(さんぽ)”。山はもちろん、郊外の緑地や街中の川辺まで。自然を愛する21人のクリエイターや文化人の方々が、おすすめの“山歩”道を紹介。

Book in Book「これが私の“山歩”道」
山や身の回りの自然の中を気持ちよく歩くこと、それが“山歩(さんぽ)”。山はもちろん、郊外の緑地や街中の川辺まで。自然を愛する21人のクリエイターや文化人の方々が、おすすめの“山歩”道を紹介。

「世界で最も美しい谷を、ゆっくりと。ネパール・やさしいヒマラヤ山歩旅。」
その険しいイメージとは裏腹に、のんびり歩けるトレイルが数多く存在するネパール・ヒマラヤ地域。「世界で最も美しい谷」と呼ばれるランタン谷で、ゴールも目標も決めずに歩いた、優しくて平和な6日間の記録。

「世界で最も美しい谷を、ゆっくりと。ネパール・やさしいヒマラヤ山歩旅。」
その険しいイメージとは裏腹に、のんびり歩けるトレイルが数多く存在するネパール・ヒマラヤ地域。「世界で最も美しい谷」と呼ばれるランタン谷で、ゴールも目標も決めずに歩いた、優しくて平和な6日間の記録。

本誌特集企画で「世界で最も美しい谷のひとつ」と称されるネパール、ヒマラヤ山脈ランタン谷を訪れたのは写真家・野川かさね、ライター・小林百合子、そして山岳収集家・鈴木優香の3人。彼女たちが捉えた大量の写真と映像に残っていたのは、ヒマラヤ山脈からイメージされる“過酷な挑戦“ではなく、ただ山を歩き、そこに暮らす人々を訪ねる、リラックスした平穏な6日間の記録だった。連続写真とiPhoneで撮影された映像を、ランタン谷のアナザーストーリーとして映画監督内田俊太郎が綴る。

*お詫びと訂正

P.57掲載「その山道具を選ぶ理由」の服部文祥さんの紹介記事において、以下の誤りがありました。お詫びして訂正いたします。
〈木屋〉のエーデルワイス120mmとありましたが、正しくはエーデルワイス150mmです。
Next Issue No.988 2023年7月3日 発売
今、古着がブームです。新しい感性で古着を紹介するショップが増え、人々はこぞって古着との一期一会に熱中しています。日々、街に増え続ける古着店はちょっとした社会現象です。次号は特集「おとなの古着」。「GOOD LOCAL SHOP あの街の名店へ」「大人のための全国古着店ガイド40」「古着とファッション」など、大人に役立つ古着の世界へ。今ライフスタイルに取り入れたいのは、古着のこと!第2特集は「時計」。