この冬に出会う、スコッチウイスキー〈ザ・マッカラン〉と、その200周年記念ボトル

スコッチウイスキーの世界で、名実ともに最高峰の一つとされる〈ザ・マッカラン〉。2025年、その創設200周年を記念して特別なアイテムが限定リリースされた。選び抜かれた原酒から生まれたボトルは、オリジナルのボックスに収められて発売。この冬、ホリデーシーズンにも合うこの特別な一本をご紹介。

text: BRUTUS

スコッチウイスキー〈ザ・マッカラン〉、そして今回の記念ボトルとは

そのルーツは1824年。創業者アレクサンダー・リードがスコットランドのスペイサイドにある小さな蒸留所でウイスキー造りを始めたのが、この〈ザ・マッカラン〉の始まりだ。それからおよそ200年が経ってその名は、数多あるスコッチウイスキーの中でも際立つ、アイコニックな存在となっている。

200年という、スペイサイドでは特に長い歴史を綴ってきたこの蒸留所が今回、記念すべき節目を祝うボトルとして送り出したアイテムが、「ザ・マッカラン ア・ナイト・オン・アース イン・ヘレス・デ・ラ・フロンテーラ」。ブランドにとって大切なリソースの一つ、スペイン・アンダルシアの街ヘレスにちなむ一本だ。

限定リリースされた「ザ・マッカラン ア・ナイト・オン・アース イン・ヘレス・デ・ラ・フロンテーラ」。オリジナルボックス入り。
限定リリースされた「ザ・マッカラン ア・ナイト・オン・アース イン・ヘレス・デ・ラ・フロンテーラ」。オリジナルボックス入り。度数43%、容量700ml。20,900円。

〈ザ・マッカラン〉の基準で厳格に管理されたヨーロピアンオークとアメリカンオークのシェリー樽で熟成された原酒の数々を独自のバランスで組み合わせ、ユニークな味わいを実現。ブランドの特徴でもあるシェリー樽の産地、スペイン・アンダルシア地方、ヘレスの土地と伝統を象徴したネーミングだ。

ペストリーやブドウ、アニスの香りが特徴的。12粒のブドウを食べて来る年の幸せを願う、というこの土地での年越しの風習や、蜂蜜とアニスの風味を付ける伝統菓子にもちなんでいる。華やいだパッケージデザインを手掛けるのも、同じくヘレス出身のアーティスト、マリア・メレロ。ウイスキーの液色のように、美しいマホガニーカラーを用いたスペシャルボックスで、ホリデーシーズンにもぴったりな装いとなった。

大阪の新ホテル「パティーナ 大阪」でのコラボイベントも開催

「パティーナ 大阪」20Fにあるバー「Sonata Bar & Lounge」
「パティーナ 大阪」20Fにあるバー「Sonata Bar & Lounge」。窓の外には大阪城のパノラマが広がる。

2025年5月、大阪にオープンした「パティーナ 大阪」。いま世界的に評価の高まっているカペラホテルグループが立ち上げた新ブランド「Patina」として、モルディブに続いて世界で2軒めにオープンした、新たなラグジュアリーホテルだ。

その最上階に位置したバー「Sonata Bar & Lounge」では『The Macallan – A Night of Harmony』と題して、同ホテルでも開業以来初めてとなるコラボイベントが開かれている。その相手こそ、〈ザ・マッカラン〉。

会期中、インテリアの随所にブランドのイメージカラーがあしらわれる。大阪城を一望できるホテル最上階の景観と併せて楽しめるのは、〈ザ・マッカラン〉の各種ボトルはもちろん、大阪の人気バー「Bar NAYUTA」がイベントのために考案したオリジナルカクテル。期間は2025年11月14日〜2026年1月15日。この機会だけの特別な一杯を、まだ真新しいスペシャルな空間で体験したい。

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