とろとろかゆは秘伝の肉団子が決め手
Jok Samyan

1950年代から続くジョーク(おかゆ)専門店。3代目オーナー、アルンさんが店頭に立ち、伝統の味を守る。「1日1,000杯売れる」というジョーク(写真)55฿のおいしさの秘密は、豚骨スープで炊き上げた、とろみと粒感のバランスが絶妙なジャスミン米と、大きく軟らかな肉団子に。コショウやニンニクなどの下味が効いた肉団子は「門外不出のレシピ」と、アルンさん。
レトロな空間で、タイの家庭料理を
Sanguan Sri

素朴で温かさを感じさせる家庭料理を提供する老舗食堂。人気のグリーンカレー(写真手前)70฿は、ココナッツミルクのまろやかな風味の中に程よく辛さが溶け込んだバランスの良い味わい。さらりとして、発酵米麺カノムジーン(写真右奥)20฿と相性抜群。卵と豚肉の煮込み・カイパロー(写真左奥)70฿は、醬油ベースの日本食に通じるような和みの味で、辛いものが苦手な方にもおすすめ。
地元民に50年以上愛されるアヒル料理店
Tang Sui Heng

2018年から8年連続ミシュランビブグルマン獲得のアヒル料理専門店。中国・潮州から渡った一家が1970年代に創業。五香粉などの中華スパイスとともにアヒル肉、内蔵、血を固めたゼリーを土鍋で煮込んだペットパットチュー(写真)200฿が名物。軟らかくジューシー。もちもちの太麺と味わう土鍋入りクイッティアオペット200฿もボリューム満点で人気。
一流シェフをも魅了するガイトート
Polo Fried Chicken

2018年から連続でミシュランのビブグルマンに選ばれている、タイ風フライドチキン・ガイトート(写真)130฿~の名店。新鮮な朝絞めの鶏肉を醤油、ニンニク、スパイスなどでマリネし、衣は付けずにじっくり揚げる。すると皮はクリスピー、中はしっとりジューシーに。仕上げにたっぷりの揚げニンニクをトッピング!有名シェフたちがレシピを聞きに来るほどの旨さ。
朝4時まで賑わう、本格イサーン料理店
Jae Koy

2000年前後に屋台から始まった大型食堂。スズキ1尾を蒸し、ニンニクとマナオ(タイライム)ベースのスープとともに食べるプラーガポンヌンマナオ(写真手前)400฿など、海鮮やイサーン料理が100種以上。ハヤトウリの茎をオイスターソースで炒めたパットヨートファックメーオ(写真左奥)120฿も美味。深夜の食事に迷ったらここへ。
即席麺でビブグルマン獲得のレア食堂
Jeh O

長い行列の先には、タイの国民食的袋麺「ママー」に海鮮や卵など豪華具材をのせ、タライで提供されるトムヤムママー(写真)300฿。最初は大勢で食べるための深夜限定メニューだった。そのSNS映えする見た目とともに大評判に。実は1980年代から続くタイ中華食堂の名店で、カリカリ揚げ豚・ムーグローブや、空芯菜炒めも旨い。