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〈ランバン〉が銀座に旗艦店をオープン!ここでしか手に入らない限定スニーカーも登場

フランスを代表するメゾンブランドの〈ランバン〉が、3年ぶりとなる旗艦店を、東京・銀座の並木通りにオープンした。ショップ限定のアイテムとともに、ブランドのエッセンスを凝縮した新店をご紹介。

text: Shigeo Kanno

〈ランバン〉の歴史と今を象徴する空間

国内外の有名ブランドのフラッグシップショップが集中する東京・銀座。その銀座のなかでも常に注目度の高い並木通りに〈ランバン ギンザ ストア〉がオープンした。

〈ランバン〉は、1889年にパリで、創業者のジャンヌ・ランバン氏によって生まれたファッションブランドだが、実はブランドにとって、建築は非常に重要な意味を持っている。それを裏付けるのが、1921年に結ばれた、ジャンヌ・ランバン氏と、アール・デコのムーブメントの中心人物であるインテリアデザイナーのアルマン・アルベール・ラトゥー氏とのパートナーシップだ。両者の信頼関係は深く、ジャンヌ氏の邸宅の装飾と調度品をラトゥー氏が手がけたほどである。

今回オープンした〈ランバン ギンザ ストア〉は、ジャンヌ氏宅のリビングルームやアーチのディテールに加え、1927年にラトゥー氏が手がけた〈ランバン〉の香水《アルページュ》の瓶、さらには日本家屋などがインスピレーションの源となっている。

店内の天井や壁には、パリの画家ポーリン・レイラヴォー氏の絵が描かれ、彫刻家のフレデリック・ウィットル氏とロブ・ウィットル氏による鳥をモチーフにした彫刻も見ることができる。さらには、地下1階から地上3階の4フロアにわたる内壁には、日本の書道家hiro(河内裕美)氏のダイナミックに描かれた作品も見どころのひとつだ。

3階に設けられたVIPルーム
3階に設けられたVIPルーム。
バッグ&シューズコーナー
バッグ&シューズコーナー。

あの“カーブスニーカー”の限定品も!

昨今の〈ランバン〉の代名詞ともいえるのが“カーブスニーカー”。ファッショニスタのトラヴィス・スコットや、かつては故ヴァージル・アブローも着用したことで知られるこのアイテムは、1990年代のスケートシューズにインスパイアされたものだ。

特徴的なのは、肉厚のシュータンとファットシューレース。スポーティなスニーカーをファッションに落とし込んだデザインが人気の理由で、今回登場しているのは、日本では〈ランバン ギンザ ストア〉でしか購入できない限定品。ひと目でそれと分かるボリュームのある一足を主役にした着こなしを楽しもう。

師走の銀座を感じながら〈ランバン ギンザ ストア〉へ

クリスマスのイルミネーションや多くの人々で賑わう師走の銀座は、今年一年の締めに相応しいワクワク感をもたらしてくれる。並木通りを新しく彩る〈ランバン ギンザ ストア〉で、ゆったりとショッピングを楽しんでみてはいかがだろうか。