記念モデルは、自然から着想を得たカラーリング
2023年に誕生した「ラムダッシュ パームイン」はシェービングの常識を覆す、手のひらサイズの電動シェーバー。従来のスティック型ではなく、手のひらで包み込むように持つ丸みを帯びたデザインで、顔の輪郭に自然にフィットする。軽やかな操作性と、肌に吸い付くような密着感を両立した新時代のシェーバーだ。
そんな「ラムダッシュ パームイン」から、〈パナソニック〉のシェーバー事業70周年を記念した記念モデルが登場した。豊かな風土にインスピレーションを得た、繊細で柔和な色使いが特徴で、ボディには海水由来のミネラル成分から生まれた素材〈NAGORI®〉を使用することで、陶器のような手触りを叶えている。カラーに合わせた〈ウルトラスエード®〉製のキャリングケースや、パッケージも記念刻印入りの特別仕様で、自分へのご褒美にも、大切な人への贈り物にもふさわしいアイテム。今回は特別に、越智さんが限定モデルからインスピレーションを受けて花をスタイリングしてくれた。
“手のひらシェーバー”を実際に体験
代官山T-SITE GARDEN GALLERYで開催されたイベント「ラムダッシュ パームインのある暮らし」では、記念モデルをはじめ、多彩なラインナップが展示。なでるように剃る感覚や陶器のような手触り、4色のカラーを実際に確かめられる。この機会に、自身もものづくりに携わる越智さんにイベントを体験してもらった。

イベントでは、自宅やオフィスで「ラムダッシュ パームイン」を使うシーンを想定した空間演出や、カラーコーディネーターによるパーソナルカラー診断、プロのフォトグラファーによるポートレート撮影も。
「いろいろな体験を通して、プロダクトの魅力を感じられる構成で楽しいですね。パーソナルカラー診断は初めて挑戦したのですが、自分自身と色の相性を知ることができるのも新鮮でした。『ラムダッシュ パームイン』は5枚刃だけでなく3枚刃のモデルがあったり、ヒゲの状態に合わせて最適なパワーに自動制御するラムダッシュAI+を搭載しているなど、話を聞いてはじめて知る情報がたくさんあったのも、イベントに訪れてこその魅力でしたね」。
「従来のシェーバーってスポーツカーのような色合いで、形もカッコいいモデルが多い印象で。だから『ラムダッシュ パームイン』を初めて見たときはその斬新なフォルムに驚きました。この形にたどり着くまで、きっといろんな人が試行錯誤してきたんだろうなって想像しちゃいました。開発者の方々の努力が、走馬灯みたいに思い浮かぶというか。プロダクトデザインって、ただ機能を追求するだけじゃなくて、“人がどう感じるか”をちゃんと考えているのが面白いですよね。色や質感、重さ、手に収まる形まで、使う人の体験に寄り添っている感じがします」。
「テクノロジーが詰まったプロダクトでありながら、手のひらに収まる柔らかさや、自然の色を思わせる色合いがあって、人の生活にしっくり馴染む。技術が進むほど、こうした“感覚に近いデザイン”が必要になるんだと思います」。









