面白い素材の〈プエブコ〉は不便さも愛(め)でる
洋服とバッグは作り方が違うので、“自分には作れない”という憧れがバッグにあるんです。だからか、面白いフォルムや素材のものに出会うと、つい買ってしまうのですが、その中でもずっと使っているのが〈プエブコ〉。軍モノのユーズドのパラシュート生地でできたものです。
僕はブランドの服の写真を自分で撮ったりするので、カメラが必需品。加えて、空き時間に考え事をするので、アイデアを書き留めるノートやiPadも必要。出先で急に服の寸法を聞かれることもあってメジャーも……。偶然持っていて役立ったという経験の積み重ねで、徐々に荷物が増えていますが、このバッグはそれらをざっくり入れられるちょうどいいサイズ。
また、普段着るのはジャケットなどが多いのですが、そういうクラシックな装いのいい外しにもなる。ただ、持ち手の長さが中途半端なんです。斜め掛けするにはギリギリで、手で持つには長い。でも、自分で縛って調節したりして、ちょっと不便ながら、工夫して使うのは結構楽しいですね。
