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2023年下半期 双子座の運勢【七嶋ナオの12星座別ブルータス占い】

毎週更新「ブルータス週間占い」が人気の占星術師・七嶋ナオさんが2023年下半期の運勢を占います。双子座(5/21~6/21生まれ)の星模様は?

text: Nao Nanashima / edit: Motoko KUROKI / illustration: Aurélie Garnier

下半期全体の双子座

隠者の育てる球根

球根が地中で育つような、下積みや仕込みの期間。成長拡大を司る木星が、双子座にとって「裏方」や「秘密の場所」、「深層意識」という意味のある場所を運行しています。この木星は、今は地面の下にありますが、来年2024年5月以降は「自分自身」である双子座エリアを運行し始めるのです。

そのタイミングを“発芽”とイメージして、今は陰で研鑽を積んでいきましょう。また、社会的な責任を司る土星が、天の高い位置にあることから、自律性、自制、謙虚で清いものを求められる時期でもあります。自分の我儘さを律することが吉です。

太陽シーズンごとの双子座

6月21日〜7月22日(太陽蟹座エリア運行期間)

この期間は双子座にとって「仕事における力量が試される」ような場面です。太陽には土星が調和的に繋がり、自分のできることに責任を持って取り組むといったムードが広がりそうです。7月22日には冥王星が太陽の対向位置に入ってきます。

この配置によって「受け取りそこなっていたギフト」を回収しに実家や親戚の蔵を訪れるようなことがありそうです。遺産相続など、何かを継承するという話が舞い込む人もいるかもしれません。

7月23日〜8月22日(太陽獅子座エリア運行期間)

この期間は、友人たちと楽しく活気に満ちた時間を過ごせそうです。少人数でカフェを貸し切って小さなイベントやワークショップを開くのも良さそう。

8月20日頃、牡牛座エリアの天王星と、乙女座エリアの水星(知性・コミュニケーション)と火星(情熱・意欲)、山羊座エリアの冥王星(運命・極端さ)の4天体が調和的に繋がり、「地のグランドトライン」を描き出します。

この影響を受け、自宅にこもって面白いアイデアを練ったり、興味のある分野の勉強をしたりするモードに入りそうです。賑やかな声が聞こえてきても、気にせずに自分の趣味や仕事に集中できそうです。

◆8月23日〜9月22日(太陽乙女座エリア運行期間)

「隠者モード」全開で良いでしょう。9月4日には木星が逆行を始めると、自分が注力すべき事柄をうまく絞れるようになりそうです。持ち物の整理をすることで心の整理に繋がることもありそうです。

9月15日の乙女座エリアでの新月は、天王星牡牛座との調和的な繋がりを持ちます。なんとなく抱いていたモヤモヤや不安が晴れそうです。コンプレックスも薄まるでしょう。

◆9月23日〜10月23日(太陽天秤座エリア運行期間)

創造性が高まります。何か創作をしたり執筆したりする人には追い風が吹いてきます。自己アピールするのも良いでしょう。

双子座と天秤座は同じ「風のエレメント」の仲間であり、知的な対話や交流を楽しむ性質を持っています。この時期は舞台や映画、イベントなどにでかけて感想を言い合うようなデートもピッタリです。

◆10月24日~11月21日(太陽蠍座エリア運行期間)

10月24日に太陽が蠍座エリアを運行し始めると、「ケアと奉仕」のテーマが始まります。太陽は、先行して蠍座エリアにいる火星と水星に合流します。11月10日頃まで蠍座エリアには3天体がいることとなります。

この時期は目の前の人のニーズをじっくりと聞いて、心を寄り添わせる時間をつくると良いでしょう。魚座エリアにいる土星の影響も相まって、奉仕的な仕事を通じて学ぶことが多くなりそうです。

◆11月22日〜12月21日(太陽射手座エリア運行期間)

「パートナーシップを結ぶこと」がテーマになります。しかし、この射手座を運行する太陽は魚座エリアにいる土星の影響を受けているので、そこには面倒な条件や、責任がセットになってくっついているかもしれません。

また、真剣に対話をしたい相手との付き合い方で悩むこともありそうです。信頼を育むにはどんな方法がいいのか。人付き合いが器用な分、目の前の相手に最適な振る舞いがわからなくなってしまうかもしれません。そんなときは、優しさ(土星魚座のテーマ)と勇気(太陽射手座のテーマ)を意識しましょう。

音楽家・荒谷翔大

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2023年上半期 双子座の運勢【七嶋ナオの12星座別ブルータス占い】