Drive

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仕事中も休日もどこでも電気が使える。〈Honda〉N-VAN e:のある一日

ビジネスアワーでもきびきび活躍し、休日のレジャーでも楽しみをたくさん積み込める電気自動車があります。オンオフ両面でアクティブな、〈YAGIMOKKO〉の八木健史朗さんに試してもらいました。

photo: Shingo Goya / text: Koji Toyoda

BUSINESS HOURS

〈YAGIMOKKO〉八木健史朗さんのオンタイムは、家具の荷降ろしがしやすいクルマが欠かせない

仕事にプライベートに運転することが多い人にとって、クルマは単なる乗り物を超えた存在だ。コンパクトな見た目だけれど大容量で、さらなる機能も輝く相棒が欲しい。そんな夢のようなクルマがある。〈Honda〉のN-VAN e:だ。

電気自動車ゆえの静粛性は深夜や早朝の走行も気にしないで済むし、フロントグリルの給電口から電気を取り出せるため、クルマが蓄電器的な役割を果たしてくれる。電源を必要とする趣味を持つ人や仕事の人でも、バッテリーを気にせず、ストレスなく長時間外出できるのも魅力の一つだ。

そんな相棒候補を今回試してくれたのは、幡ヶ谷の人気インテリアショップ『ブルペン』などにも家具が置かれる若き木工職人、八木健史朗さん。八木さんがクルマを使うのは、工房で製作した家具を、内装を請け負っている店舗や販売店に納品するタイミング。つまり、いかに効率よく家具を積み込めるかが肝心だ。

「これは広い、ちょっとしたワンルームの部屋くらいの感覚ですね。助手席と後部座席のフックを引けば簡単に倒せて、ほんの数秒でフラットな空間が出来上がる。天井高があるので椅子や小さなテーブルの積み込みも頭がぶつかりませんし。椅子も鏡も積み込みが楽ちんです」

クルマで給電できるとなると、コンセントなしの現場でも心配なし

HONDA N-VAN e:と八木健史朗さん
電気自動車は給電口がサイドに設けられていることも多いが、〈Honda〉のN-VAN e:はフロント部分にある。普通充電と急速充電の口が分かれているのも小さな特徴。充電スポットでの差し間違いを防止できる。

見た目以上に広い室内空間のほかに、N-VAN e:のもうひとつの特徴が、フロントグリルに設けられた普通充電口。別売りの給電専用コネクタを使えば、電気ケトルやホットプレートなど家電製品に電力を給電できるのだ。

「AC電源を取ることができない出先の現場でこの機能が備わっていると、とても助かります。いつも使っている電動ノコギリも難なく動いてくれますね。内装の現場で急遽、板の長さや幅を調整しなければならないことも多々あるので。カラーリングもいいですよね。なんだかワークウェアによく使われる、機能的でタフなダック生地を連想させるような」

HOLIDAY

ピラーレスのサイドから、遊び道具を次々と取り出す

HONDA N-VAN e:と八木健史朗さん
今回試してもらったN-VAN e:のカラーはオータムイエロー。サイドからも楽々椅子や道具を出し入れ。

店舗の内装を手掛けている時期は、午前中に現場に向かい、夕方には工房に戻って家具製作をこなす日々。そんな多忙な八木さんは、オフも休むことなくアクティブだ。休日は子どもと出かけたり、気の置けない仲間とスケートパークへ向かうという。実は八木さん、20代半ばまでニューヨークで武者修行をしていたほどのリアルスケーター。

「昔これくらいのサイズのバンを仕事用に使っていたのですが、エンジン音がうるさくて。同僚との会話もライブハウス並みに大きな声で喋らないと伝わらなかった(笑)。N-VAN e:は電気だからとにかく静かです。開口部も広くて、荷物の出し入れもノーストレス」。それもそのはず、助手席側後部座席のスライドドアにはセンターピラーがなく、開口部が格段に広い設計になっているのだ。

遊びの合間に音楽を聴きながら、ヒーターや電器ケトルに給電

HONDA N-VAN e:と八木健史朗さん
AC外部給電器の最大出力は1500W。ホットプレートや電気ケトルはもちろん、電動工具なども使用可能。

仕事で電動工具に繋げた給電口は、休日になるとコーヒー用の電気ケトルや、肌寒い日に外でスケートの準備をするための電気ヒーターを使う場面で活躍する。

「コーヒーショップ『ブルース マーケット』の店主で友人のクワマンくんと、ひとしきりスケボーを滑って、車に戻って休憩。彼の淹れてくれるコーヒーを飲みながら、撮影したトリックのビデオをiPadで確認して、『なんか太ったな俺(笑)』、『ここはもうちょっとこうすればよかったかな』とトリックのおさらいをしながら盛り上がるのが定番です。屋外用スピーカーでラジオ番組を聴きながら。N-VAN e:だったら、スピーカーやiPadなど、いろいろな遊び道具の充電がゼロになっても給電できるので、心配事がひとつ減りますね」

HONDA N-VAN e:と八木健史朗さん
低床設計で、気軽に座れるベンチのような高さのリアゲート。荷物の出し入れもスムーズだ。

ひとしきりゆっくり過ごしたら、そろそろ帰宅。広い開口部のリアゲートの快適さを実感するのは、片付けのときでもある。スケートボードやアウトドア用の椅子、電気ストーブ、ケトル、その他道具を入れたトートバッグなどをすらすらと積み込める。あっという間に片付け完了!口の狭いクルマだったら、ヒーターを横倒しにしないとだめだったり、そもそも屈まないと荷物を入れられなかったりするところ。

「天井高もあるし、余計な出っ張りもないので、遊び道具くらいなら後部座席を倒さなくても荷室だけで収まる。本当に広かったです。これだけ楽なら、もう少し遠くのスケートパークまで足を運んでみたくもなりますね」

荷物の出し入れが多い人を想定して設計されているため、室内の壁も縦のビードライン(ライン状の模様)が施されていることで、傷を目立ちにくくしてある。八木さんも、いいクルマだなぁと終始感心のご様子。それだけじゃありません。車両自体の充電スピードは普通充電で約4.5時間(※1)、急速充電で約30分(※2)。一度のフル充電での航続距離245km(※3)は軽EVトップクラス(※4)という、外見も内面も優秀すぎる一台なのでした。