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フリーランスPR・枝比呂子が愛用する山道具。〈patagonia〉の古着フリースetc.

山歩きの楽しみ方が人それぞれなら、当然道具の選び方もそれぞれ。道具選び自体が山歩きの楽しみになっているというギア好きも多いでしょう。そして、選んだ道具からは、その人が山とどう向き合っているかが見えてくるものです。

photo: Eriko Nemoto / text: Yuriko Kobayashi

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天然素材に古着活用、レンタルも。環境負荷を減らす“循環”する道具選び

大好きな自然を後の世代にも残したい。登山をしていると環境のことを自然と考えるようになります。でもアウトドアウェアの多くは化学繊維で、環境負荷が大きいのも事実。そこで愛用しているのがメリノウールを使ったウェアを展開するニュージーランドのブランド〈icebreaker〉です。

中でもネイチャーダイTシャツは野菜や植物などの天然素材で染色したシリーズ。素材も染料も天然なので、廃棄後も生分解され土に還ります。

一方、高い保温性が必要とされる防寒着はどうしても化学繊維の力が必要になりますが、そこは古着をチョイス。〈patagonia〉のフリースは80年代のUSAモデルで、色もシルエットも現行品にはない素敵さがあります。もともと作りのいいものですから保温性も問題なし。寝袋など年に数度しか使わないギアはレンタルを活用しています。

枝比呂子の山道具

〈patagonia〉のフリース、〈icebreaker〉のネイチャーダイTシャツ
左/〈patagonia〉の古着フリース、右/〈icebreaker〉のネイチャーダイTシャツ
オレンジはタマネギの皮、紫はログウッドという植物で染色されたTシャツ。古着のフリースはシルエットもお気に入り。

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