地肌に描くのではなく毛をなぞるように太く
前回の「かっこいい大人の顔のつくり方〜アイブロウ編〜」では、太い眉の個性をより強調するためのアイブロウを提案しましたが、今回は、薄い眉に対して施すメイク本来のテクニックを紹介します。モデルの彼は眉だけでなく肌全体のトーンも薄いので、眉を少しくっきりさせてあげるだけで顔の印象がアップします。
ついつい隙間を埋めるように地肌に描いてしまいがちですが、それだと「メイクしている感」が強くなります。“かっこいい大人”なら、無理なく自然に仕上げるためにもなるべく地肌につけないように毛を太くしていくイメージで。眉頭はくっきりさせずに薄く、そして眉尻にかけて濃くしていくようにするとよりナチュラルです。
使用した〈ディオール〉のアイブロウペンシルは、先端が極細なので少しずつ描き足せるから、ビギナーにも扱いやすいですね。最後にブラシを使って毛を立ち上がらせ、地肌についた余分な化粧を馴染ませてフィニッシュです。