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冬の、かっこいい大人の顔のつくり方〜ベースメイク編〜

春夏のファッション特集号「GOOD STYLE for Mr. BRUTUS かっこいい大人をつくる。2023S/S」に続き、メンズメイク企画をお届け。今回も指南役にヘアメイクアーティストの宮本佳和さんを迎え、季節感も意識しながらBRUTUS流のメイクアップを公開。かっこいい大人は、メイクもさりげなく、そしてスマートに取り入れたい。

photo: Taro Hirano / styling: Satoshi Kamei / hair & make: Yoshikazu Miyamoto / text & edit: Yu-ka Matsumoto

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本格派のファンデーションで顔全体をカバー

特に皮脂の分泌量が多い若い世代は、ニキビなどの肌荒れを起こしやすい時期です。また、ヒゲなども濃くなる傾向にあるのでコンプレックスを感じてしまう人も多いはず。ならばカバー力も高く、使いながら美肌へと導いてくれる〈イヴ・サンローラン〉のクッションファンデーションがぴったりです。

使い方は、日焼け止めを塗る感覚でOK。指先で肌全体にのばしていくイメージでいいのですが、肌荒れを起こしている頬やヒゲの部分など、気になる箇所にのせてからのばしていくのがおすすめ。カバーしたい部位から段々とぼかしていく、薄くしていく。そんな感覚です。

ちょっとつけすぎたなと感じたら、付属のパフやスポンジなどを使って余分なものを馴染ませていくとより自然な仕上がりに。冬の荒れた肌やクマのある目元なども簡単に補正できるので、気軽にチャレンジしてほしいです。

MIKIYA NAKANO モデル
MIKIYA NAKANO(23歳、モデル)
〈YVES SAINT LAURENT〉LE CUSHION ENCRE DE PEAU
〈YVES SAINT LAURENT〉LE CUSHION ENCRE DE PEAU
記録的なセールスを誇るファンデがリニューアル。肌を整える成分として新たにジャスミンエキス、ナイアシンアミド、ポリグルタミン酸を加え、約94%自然由来成分を使用。アンクル ド ポー ル クッションN 9,900円(イヴ・サンローラン・ボーテ TEL:0120-526-333)
〈エンジニアド ガーメンツ〉のジャケット

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年齢の“味”を消さないポイントメイク

年齢を重ねていくにつれて、比例するようにシミやシワなどは増えていくもの。でも、それをネガティブに捉えるのではなく、ある意味、味だと考えてみるのも“かっこいい大人”のあり方だと思います。

ケアしたいところはたくさんありますが、それらをすべて整えるとかえって違和感に繋がります。全体にファンデーションを施すのではなく、コンシーラーを使ってポイントでカバーするのがおすすめ。

今回は、目の下のクマやシミなど、気になるところにだけコンシーラーを当てています。この〈シャネル〉のアイテムは、コンシーラーの中でも比較的柔らかくクリーミーなので使い勝手も抜群です。スティックをポイントにダイレクトでのせてから、塗ったふちを指で馴染ませてのばしていくとうまくまとまりますよ。のびがいいので、ヒゲなどの広範囲にも有効で、ファンデーション的な役割も担う便利な逸品です。

三浦誠己 俳優
三浦誠己(47歳、俳優)
〈CHANEL〉LE BLANC CONCEALER
〈CHANEL〉LE BLANC CONCEALER
SPF40/PA+++という高いUVカット効果を持ち、肌を守りながらシミをカバーするコンシーラー。肌に優しくデリケートな目元にも使用可能で、皮膚も滑らかに整えてくれる。ル ブラン コンシーラー6,270円(シャネル カスタマーケア TEL:0120-525519)
〈エンジニアド ガーメンツ〉コーデュロイジャケット

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