特にメキシコの古い民芸品には目がなく、着々とコレクションを増やしている。「鳥にはどこか人間の無意識に訴えかけるものがある。空を飛べることへの憧れや、翼や2本脚の不思議なシルエットに引っかかりを感じるから、世界各国で鳥のモチーフが作られているのだと思います」。
また、いろいろな形に削り出せ、色も好きなように付けられる木だからこそ、これだけのバリエーションが揃うのだとも。「ほかの素材だとこの自由さは生まれない。材質や造形、絵付けにそれぞれの国の特性が出るのも面白いですね。民芸品なら1960〜70年代のヴィンテージが質が高くいい味出しています」
![木製の鳥のオーナメント](https://brutus.jp/wp-content/uploads/2023/03/35e4334d670f2d4bab650d96efec9cd7.jpg)
(2)フランスのブルレック兄弟が「休息する鳥」をイメージしてデザイン。メープルの無垢材。参考商品。
(3)ペイントが愛らしいデンマークのオブジェ。ヴィンテージ。
(4)メキシコ・オアハカのウッドカービング。1960〜70年代。参考商品。
![木製の鳥のオーナメント](https://brutus.jp/wp-content/uploads/2023/03/90e457f55de7d6c02a52368f6fabf71a.jpg)
(6)スイスのデザイナー、アントニオ・ヴィターリの鴨の親子。参考商品。
(7)ノルウェーのアンドレアス・エンゲスヴィックがデザイン。menuハウディ・オウルS。
(8)アメリカで1980年代に作られたニワトリのオブジェ。参考商品。
(9)デンマークの家具デザイナー、クリスチャン・ヴェデル作。首の傾きが自由に変えられる。アーキテクトメイドのバード(S)。
(10)スウェーデン、ボダ社のナッツクラッカー。1970年代。
![木製の鳥のオーナメント](https://brutus.jp/wp-content/uploads/2023/03/df6b7bd00c8a809630db6e90d8423db0.jpg)
![木製の鳥のオーナメント](https://brutus.jp/wp-content/uploads/2023/03/431335fbf24b10a5a17c66975d9a3936.jpg)
(13)アントニオ・ヴィターリ自らの手で作られたゼブラウッドのアヒル。1990年代。
(14)大分の郷土玩具「キジ車」に画家の牧野伊三夫が絵付け。
(15)カイ・ボイスンによるツノメドリ。1960年代のオリジナル。
(16)デンマークのデザイナー、ハンス・ブリングの栓抜き。愛嬌あるデザイン。チーク材。1950年代。
(17)スウェーデンの置物。
(18)エクアドルの素朴な郷土品。バルサ材で驚くほど軽い。
(19)キウイをモチーフにしたニュージーランドの置物。1970年代。
(20)鹿児島の木工作家アキヒロジンの《Chicchi》。
![木製の鳥のオーナメント](https://brutus.jp/wp-content/uploads/2023/03/1d4282398de0552b9be2d73294408ca6.jpg)
(22)ノルウェーの工芸品。細かな装飾が美しい。1960年代。
(23)バルサ材で作られたエクアドルのペンギン。1980年代。
![木製の鳥のオーナメント](https://brutus.jp/wp-content/uploads/2023/03/bb3b325212ab64a251d504040c6f16f9.jpg)
(25)同じくグアテマラのニワトリは力強さが魅力的。
(26)つぶらな瞳をした、きれいなピンクのインドのオウム。
(27)メキシコ・オアハカのウッドカービング。1960〜70年代。
![木製の鳥のオーナメント](https://brutus.jp/wp-content/uploads/2023/03/8bd1125262ed330da86a78d329f70d4c.jpg)
(29)インドの素朴なオブジェ。
(30)フィンランドバーチの積層材から削り出したナプキンフォルダー。paavo asikainen社、1970年代。
(31)ニカラグアのラッキーバード。
(32)デンマークのチーク材のオブジェ。1950年代。
(33)ハンス・ブリングのアヒルの親子。