今回だけの特別なロゴも！Tシャツレーベル〈GASATANG〉× 〈BRUTUS〉のフォトTが発売

できました、その名も〈GASATUS〉Tシャツ。ブルータスをもじって命名しました。

初めから決めてたでしょ。

はい、なんかいいなと思って。

伊賀くんぽい。今回の写真セレクトは案外すんなりと決まったね。

初めはブルータス編集部のある東銀座にちなんで、佐内さんが昔撮った歌舞伎座の写真とか、いろいろな候補がありましたよね。

ただひねりがないから、全く違うアプローチにしようと話し、前面の写真は同じで、背面の写真を変える2種類のシリーズにするアイデアが伊賀さんから出て。

やったことがないし、面白くなるんじゃねぇかって思ってさ。

普段なら悩んだ末に2枚のうち1枚はボツにするけど、それも製品化するって、新しい試みでしたね。

どちらも製品化することで、あり得たかもしれない2つの未来が現実になるから、“あしたのベストバイ”にぴったりと思って。で、“あしたの”に紐づけて、大好きな『あしたのジョー』の話題になって。

それで前に撮影した後楽園ホールのベタ焼きを見た流れで、棚から引っ張り出したネガの中に「左へカーブする道」の写真があったんだ。

カーブの先に“あした”があるみたいなストーリーもいいってなって。残りの2枚はフィーリング！それで写真下に入れる文言を宿題にしよって言って、解散したんですよ。

で、何日か経って、「文言を決めよう」って俺からLINEしたのか。

（スマホを見て）それで、「左へカーブする道」にちなんで、オザケンの「左へカーブを曲がると光る海が見えてくる」という歌詞を俺がスクショして送って。

これまでも“道”にまつわる言葉は結構使っていたけど、小沢（健二）くんか……。新鮮かもって。

歌詞は「僕は思う！この瞬間は続くと！いつまでも」と続くから、“eternal”が浮かんで。

ドラムの写真が、たまたま中村一義くんの曲「永遠なるもの」で撮ったジャケ写のアザーカットだったから、こっちも“eternal”とつながりがあってね。

それで佐内さんから「ETERNALLYBLUENAKAYOSHI」って候補が挙がってきたんだったかな。

NAKAYOSHIは、中村一義くんの愛称、なかよしから取って。

もう一枚は、パチンコをするミツエちゃん（佐内さんのアシスタント）が吸ってたたばこの銘柄がピアニッシモと聞いて、全部音楽つながりにしちゃおうと話して、お尻に「pp」とつけて、もう一枚は「fff」で対比させて。そうやって絵しりとりするように文言を決めたんですよ。

それにしても、こういった話を世に出すのは初めてですね。

確かに。これを聞いて、みんなはどちらのTシャツを選ぶかな？

毎度、なんやかんや街で着ている人を見ると嬉しいんだよ。

着ている人を見かけたら、LINEしますね。それを見ながら、ビール片手にほくそ笑みましょう。