シーライフ名古屋(愛知/名古屋市)
浦島太郎に乙姫も……。竜宮城は名古屋にあった⁉
〈シーライフ名古屋〉は〈レゴランド・ジャパン〉に隣接する水族館。船の床から海中を覗く〈沈没船〉ゾーンなど冒険心をくすぐる工夫が満載だ。必見はカメにまたがる浦島太郎像が水槽内に設置された〈竜宮城〉ゾーン。タイやヒラメの代わりに全長3mのオオテンジクザメが悠々と泳ぐ風景は、おとぎ話以上に夢があり、ダイナミック!
山梨県立富士湧水の里水族館(山梨/忍野村)
魚は寝転んで見るべし!畳のある癒やし系水族館
富士山の伏流水を水源とする湧水群がある忍野村。美しい湧水を使って淡水魚の展示を行う〈山梨県立富士湧水の里水族館〉の最大の魅力は驚くべき水槽の透明度だ。清々しい気持ちが最高潮に達するのは、畳の上に寝転んで魚たちを見られる〈横見水槽〉。水槽の向こうは森の緑も見えて、気づけば自分も渓流の魚になった気分に……。
むろと廃校水族館(高知/室戸市)
学校のプールにサメ⁉廃校で学ぶ魚たちの世界
学校の25mプールに魚が泳いでいる⁉そんなファンタジーを現実にしたのが小学校の校舎を水族館に活用した〈むろと廃校水族館〉。プールサイドに立つと、サメやウミガメがのんびりと泳いでいて、懐かしさと驚きが入り混じった不思議な気持ちになる。展示される魚はすべて地元で集められたもの。地元の海を知る、最高の“学び舎”だ。
久慈地下水族科学館もぐらんぴあ(岩手/久慈市)
“海女さん”が水槽を泳ぐ!世界で唯一の素潜り実演
久慈国家石油備蓄基地の作業坑だった地下トンネル内に造られた水族館は、探検気分が味わえるワクワク空間。展示は三陸の海の生き物が中心だが、目玉はなんと、地元・久慈市で現在も活躍する「北限の海女」の素潜り実演!水槽の中を自在に泳いでウニをゲットする姿は人魚のごとし。リアル“あまちゃん”の姿をぜひ目の前で。
標津サーモン科学館(北海道/標津町)
究極の“ふれあい”体験!チョウザメの“指パックン”
〈標津(しべつ)サーモン科学館〉は国内最大のサケ科魚類展示数を誇る施設。川を遡る野生のサケの姿を見られる〈魚道水槽〉が人気だが、近年話題なのがチョウザメとふれあえるコーナー。恐る恐る指を出すと……パクッ!痛くないのはチョウザメに歯がないからで、その独特の感触にハマる人が続出中だとか。スリル満点の体験、ぜひ挑戦を。
北の大地の水族館(北海道/北見市)
激流の滝つぼに凍る川⁉野性を感じるワイルド水槽
北海道北見市は日本有数の寒冷地。〈北の大地の水族館〉では、その寒さを利用して世界で初めて“凍った川の下を泳ぐ魚”の展示を実現。冬季には厳しい寒さの中で生きる魚の様子を観察できる。人工的に滝つぼの激流を再現した〈滝つぼ水槽〉では、川を遡る魚たちのたくましい姿も。大自然の中にある命の美しさが凝縮された空間だ。