町の勢いを感じに、いま、バンコクへ!
いま、バンコクの町が活気づいています。再開発されて大きな商業施設が次々に建ったり、古いビルがリノベーションされて、ギャラリーやコーヒーショップの入ったカルチャーコンプレックスになったり。
近年、北部でコーヒー豆が生産されていることもあって、コーヒーショップが百花繚乱。暑い気候に合わせて柑橘や抹茶、炭酸などとミックスする、独自のスタイルもバラエティに富んでいます。また、2025年のアジアのベスト1レストランを輩出するなどファインダイニングが充実し、またそのシェフたちが手がけるカジュアルなビストロやカフェもあって、選択肢が多いのも魅力です。
その一方で、歴史ある町の定食屋さんは地元の人たちでいつも賑わい、道路ではトゥクトゥクが走り、行商のリヤカーでは野菜や植物や貯金箱なんかも売っていたりする。祝日や夜に道端に出る屋台では、その場でソムタムを作ってくれたり、イカを炙ってローラーでのしてくれたり……。
ダイナミックに変貌を遂げるスカイスクレーバーから、暮らしが垣間見える古き良き路地裏まで、こんなに面白く、味わい深い、いまのバンコクを見て欲しい!訪れて欲しい!という気持ちを閉じ込め、町の賑わいが聞こえるような1冊に仕立てました。ぜひご覧いただき、携えてバンコクを訪れ、町から溢れるエネルギーを感じていただけたら嬉しいです。