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妄想小説「香りは記憶」 Vol.4 〈GOUTAL〉のオーダドリアン オードトワレ

新作香水を僅か10行ほどの妄想小説で表現し、お届けします。スタイリスト・梶雄太が物語るのは、リリースでは表現しきれない、香りの記憶。実際にその香りからインスパイアされた恋愛ドラマは、不思議な余韻を残します。甘酸っぱい恋もあれば、爽やかな別れも。あなたはどの香りを選びますか?

illustration: Kazue Kuranaga / text: Yuta Kaji

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『オー・ソレ・ミオ』

文・梶 雄太

グラビアといえばニューカレドニアだよな。
そんなことをいつも言ってるカメラマンがいた。
いつでもどこでも女性のことばかり気にかけている。
そして、しっかりと女性全員に優しい。
つい先日も久しぶりに大人数での会食のこと、
皆それぞれが履き物を脱いで下駄箱に入れ2階に上がっていく。
最後まで残っていたカメラマンは
一番美人な女性のブーツを取り出すと同時に匂いを嗅いだのだ。
夏のイタリアの匂いがすると言った。

ディレクターの上村直人さん(左)と、PRオフィス〈KIIIRO〉を運営する大倉皓平さん(右)

大橋会館に集う9人が身に纏う、9枚のグレーTシャツ《New Balance Grey 9BOX》

着る / PR

1981年創設の〈グタール〉は、フランス・パリのメゾン。ピアニストやファッションモデル、アンティークディーラーなどの経験を積んだアニック・グタールが、独自の感性でエモーショナルな香りを生み出し、世界中の香水愛好家たちを魅了した。香りは記憶や夢、感情に結びつくもの。「Scents of your life」というメゾンが掲げる言葉には、香りを纏う人の人生に寄り添いたいという創業者の思いが詰まっている。

〈GOUTAL〉オーダドリアン オードトワレ

〈GOUTAL〉オーダトリアン オードトワレの商品画像

BRUTUSの特集「危険な読書」さながらに、創業者アニック・グタールの心を揺さぶったのは『ハドリアヌス帝の回想』(マルグリット・ユルスナール著)という一冊。メゾン初のヒットフレグランス「オーダドリアン」は、その小説に登場するキャラクターにインスパイアされたフレッシュな香りだ。シトラスカクテルのような、モダンかつエレガントな香りが、照りつける太陽や、トスカーナに広がる大地を想像させる。

【トップノート】柑橘系(シチリア産レモンやグレープフルーツなど)
【ミドルノート】サイプレスなど
【ラストノート】シトラス系

内容量:100ml
26,290円(税込み)

ブルーベル・ジャパン株式会社 香水・化粧品事業本部

TEL:0120-005-130(受付時間:10:00〜16:00土日祝日除く)
HP:www.latelierdesparfums.jp

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