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京都・宇治〈花 小森〉野原をそっと束ね、和紙で包んで届ける贈り物。花屋さんガイド2021

大切な人に花束を贈る。せっかくだから普段と違うお店を選びたい。最近オープンした個性的なお店や、センスのいいフローリストに直接頼んでみるのも手。今回も、評判高い全24軒に、¥5,000のブーケサンプルを花データ付きで作製してもらった。花束をもらう人は、花の飾り方解説も参考に。

Photo: Kunihiro Fukumori / Text: Yuka Uchida, Chisa Nishinoiri, Emi Fukushima, Mako Yamato, Keiichiro Miyata, Yoko Fujimori

野原をそっと束ね、和紙で包んで届ける贈り物。

築80年の古民家を改装し2019年8月に開業した〈花 小森〉は、宇治の路地にひっそりと佇む。店主の小森佐織さんは花の仕事を長く続けながらも、数年前に茶道を始めて日本の魅力を再認識。

改めて生け花を習ううちに、洋花に和花やハーブを加えた今のスタイルを作り上げた。「受け取った人が思い思いに楽しんでほしいから」と、あえて長い茎のままで束ねた花束は、野原の景色を思わせるナチュラルな仕上がり。ハタノワタルの和紙で包み、苧麻(からむし)で結ぶ。可憐な花とともに、自由に生ける喜びも届けてくれるのだ。

京都・宇治〈花・小森〉のブーケ