植物の細部まで注目を。自然と親しむためのブーケ。
鵠沼の閑静な一角に位置する一軒家。店主の堀園敦さん自らがリノベーションを手がけた味のある空間には枯れた風合いの古道具が並び、対照的に凜と並ぶ生花の生きた表情がひときわ目を惹く。
店内の古道具も骨董市などで自ら買い付けたもの。 
大学時代は森林について学んでいたという堀園さん。
もともと自然が好きだった堀園さんが、徐々に植物単体のデザインの面白さに惹かれその魅力を自ら伝えたいと花屋を開業した。スカビオサやエリンジウムなどを軸に個性的な花々を取り揃えるが、色味が強いものは避けている。自然に近い草花をザクッと束ねた上品なブーケは、植物一つ一つにまで目を凝らして見てほしい。
