小林和人(〈Roundabout〉〈OUTBOUND〉店主)
宮城県栗駒にて昔ながらの技法で作陶を続ける鈴木照雄さんの作。どろっと溶けた釉が作る景色の豊かさはもちろん、洗練された形も魅力。いつまでも見ていられます。堀込高樹(ミュージシャン)
益子の生形由香(うぶかたゆか)という作家の品です。カップによってコーヒーも随分と味の印象が変わるものだな、と実感しました。とろーり、まろーん、という口当たりです。西坂晃一(〈白日〉店主)
歪みがあり手馴染みが良く、毎日愛用しています。鹿児島の駆け出し陶芸家、岩切秀央さんのもの。古物のような雰囲気もあり、10年後にどうなるか、育てるのが楽しみな器です。相馬夕輝(〈D&DEPARTMENT〉ディレクター)
栃木県益子、鈴木稔さんのぽってりとした、丸いカップです。コーヒーやチャイなど、なんでもこのカップで飲む毎日。来年は『土祭』もある益子町、ぜひ通いたい。せきしろ(俳人、作家)
子供の頃、貨物列車にこっそり乗ったらどこまでも行けるんじゃないかと思っていた。その時の気持ちを思い出しながら、子供の頃には飲むことができなかったコーヒーを飲む。菊池亜希子(モデル、女優)
〈フィッツ&フロイド〉のマグカップは、一緒に暮らした犬の面影もあってお気に入り。編集者の友達からの贈り物です。容量たっぷりなので、集中したい時はこれを使います。山田英季(料理家)
世田谷のアンティーク家具店で買った古い蕎麦猪口。伊万里(いまり)かなあ、絵付けがズレてるので職人の練習用かも。そんなところも可愛いし、小さめのサイズ感がまた、いいんです。坂口真生(エシカルディレクター)
沖縄に一人旅した際に購入した、現地の作家さんのカップ。とても個性的でアート感が溢れていて気に入ってます。カップ以外の用途も想像が膨らむ一品です。