〈CRT〉ディレクター・トロピカル松村の必需品。70〜80年代のホビーとファッション

photo: Shinsaku Yasujima / text & edit: Keiichiro Miyata

目まぐるしく変わる時代の中で、素敵な大人たちがブレずに大切にしているものは何か。 スタイルやクリエイション、さらに生き方にも大きな影響を与える必需品をエディター、〈CRT〉ディレクター・トロピカル松村さんが語る。

Share

今も色褪せない、憧れだった先輩たちの遊び道具とユニホーム

「完全に時代錯誤な子供でした」というトロピカル松村さんをときめかせたのは、二回り以上年上の青春時代のカルチャーだった。

「10代で波乗りにハマり、先輩たちが語り継ぐ日本サーフィンの黄金期、70年代から80年代の虜(とりこ)になりました。サーフィンだけじゃなく高度経済成長期からその後にかけて、日本はホビー全盛期。当時の雑誌にはワクワクを煽るコピーが並び、“次は何が出てくるか”と期待を寄せる様子がビンビンと伝わってきました。そこに載るホビーグッズを自ら試して早20年。現代では不便と感じるものもあるけど、おかげで好奇心の絶えない暮らしが毎日のことに。だから今もやめられない」