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わざわざ行きたい世界の最新リゾート。北極圏でスウェーデン式の本格サウナ三昧を

ロングバケーションには、特別な目的地へ。唯一無二の大自然を体験し、長期滞在を楽しめる個性的なホテルの中から、5年以内に開業した新リゾートをピックアップ。この絶景を、次のデスティネーションに!

text: Rie Nishikawa

極北(ラップランド/スウェーデン)

北極圏でスウェーデン式の本格サウナ三昧

サンタクロースが住み、オーロラの名所といわれるラップランドはスカンジナビア半島北部の北極圏。4ヵ国にまたがる地域だが、そのスウェーデン領ハラッズ、人口500人の小さな村の川の上に浮かぶのがこのホテルだ。

シンプルな2人用の水上キャビンから陸上キャビンまでの全12棟。鳥の巣のような建物はスパで、ドライサウナやスチームサウナ、屋外ジャクージのほか、中央部分に丸い水風呂が用意されている。冬には氷と雪の幻想的な風景になり、夏は白夜を楽しめる。

ヘラジカに出会うサファリや犬ゾリ、サーミ人の伝統的な文化体験など、どの季節でもここでしかできないアクティビティも特別感がある。個性的なツリーハウス群で有名な〈ツリーホテル〉も近く、併せて巡ってみるのもおすすめだ。

スウェーデン〈アークティック・バス〉外観
水(氷)上キャビンとスパ棟のほか、陸上にもキャビンが点在。
スウェーデン〈アークティック・バス〉水上キャビン
水上キャビンは24m2のダブルルーム。外にはウッドデッキも。