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カリスマ転職エージェント・森本千賀子に聞く、キャリアアップのために必要な学び直し

人生100年時代、学び直しを意味する「リスキリング」の重要性が高まっている。従来のキャリアアップは、職人的に得意を極めることが良しとされてきたが、昨今はどうやら違うよう。カリスマヘッドハンターとして、3万人超の転職支援に関わってきた森本千賀子さんはこう語る。

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photo: Jun Nakagawa / text: Yoko Hasada / edit: Emi Fukushima

「ガラケーからスマホに移行した時のように、情報や技術は急速に変化しています。ゆえに過去に学んだことに縛られていては、新しい時代に必要なことが想像できなくなる。学びをアップデートし続けないと、スキルが次第に陳腐化されていってしまうんです。キャリアアップのためには価値観をリセットして、新たな知識を取り入れることが大事なんです」

最近では森本さんが支援する人の多くが異業種転職を望むそう。しかし、これまでの経験をリセットするのは少し怖い気も。

「経験を0にするのではなく、既存のスキルに新しいキャリアを掛け合わせていくイメージです。例えばミュージシャンからコンサルタントに転職した方は、エンターテインメントの素養を持ちながらデータ分析の能力を身につけたことで、主に感動体験を提供する会社で活躍しています。具体的に何を学べばいいのかわからない人は、上司や転職エージェントなどと定期的にメンタリング(面談)をすると選択肢が広がると思います。あとは書店で普段立ち寄らないジャンル棚に目を留めて、興味のある本を一冊手に取るのも。好奇心の赴くままに挑戦するのがおすすめです」

学び直しに大切なこと。それは「とにかく続けること」だと森本さんは話す。

「一人ではくじけてしまいがちなので、コミュニティに所属するなど、誰かと共に学ぶのが継続させるポイント。学んだ成果を、実践する機会を持つことも重要です。学び直し=資格取得と思われがちですが、目的を持って学び実践することが肝心。“アクティブラーニング”と呼ばれますが、副業や複業を始めてみたり、仕事以外でNPOに参加したりとアウトプットの場を持つと、学びが深まります」

学び直しは、何歳からでも遅くないと森本さんは断言する。「5年後の働き方さえ見通しがつかないのが今の時代。完璧を求めず、7割程度学んだら実践してみるくらいの柔軟さで学んでいきましょう」

学び直しに向けた5つのポイント

1:価値観や思考を一度リセットする。
2:今の自分のスキルとの掛け算を考える。
3:好奇心の赴くものからまずはトライする。
4:一度始めたら、とにかく継続する。
5:習得したことは積極的にアウトプットする。

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