蟹座の羅針盤
仕事の忙しさをポジティブに捉える
週の初め、月は蟹座にとって社会的立場を表す部屋にあたる牡羊座で光っています。これまでの頑張りが認められ、正当な評価を受けられるでしょう。いっぽう、労働の部屋となる射手座に意欲の天体・火星が入っているので、仕事が忙しくなりそうです。ここで、「やらされている」と感じると辛さが増すので、振られた業務をステップアップと捉えて、自分なりのおもしろみを見つけてみましょう。
今週は、価値観を変える力を持つ天王星の移動の影響も大きく出ます。天王星はコミュニティの部屋に入り、周りの人たちの大切さを改めて教えてくれます。ちょっとしたことでいつもアシストしてくれる同僚や、なんてことないメッセージを送り合える友人など。仕事に限らず、人を頼れるありがたみが身に沁みてくるでしょう。
しかし、その分他人のために張り切りすぎてしまうかもしれません。安請け合いしたり、一人で抱え込んでキャパオーバーになったりしてしまいそうです。
娯楽の部屋にあたる蠍座には、愛と喜びの天体・金星が入ってきて、そこに運命を司る冥王星が90度でぶつかります。突然、とことん没頭する対象に出合いそうです。映画やゲームなどのコンテンツかもしれませんし、新しく好きな俳優を見つけるのかもしれません。
全体の空模様
天体の移動が多く、満月も起こるため、運気が忙しなく変動しそうな週です。まず、情熱の天体・火星が4日に射手座へ入ると、開放的なムードが広がるでしょう。射手座はケンタウルスをモチーフとしたサイン(星座)で、どこまでも駆けていく自由さや大胆さを持っています。
射手座にはすでにコミュニケーションを司る水星が在住していて、火星を応援します。意見を主張する気風が強まりそうです。
5日には、地のエレメント、牡牛座で満月が起こり、所有や金銭にまつわる価値観が揺らぎます。とくに、牡牛座が司る衣食住についての意識が変容しそうです。後代に残すもの、残さないものを分別していくことになります。「私にとっての豊かさとは何か?」という問いに答えが出せそうです。今ある豊かさに目を向けましょう。
太陽が在住する蠍座には、7日、愛や価値を司る天体・金星が移動してきます。蠍座は、深い愛情を持つサイン(星座)。自分が受け取ったものを手放したくないと言う執着心が出てくるかもしれません。その気持ちが、射手座にいる火星や水星の開放的なエネルギーとせめぎ合います。
さらに、改革の天体・天王星が牡牛座に入る手前で、火星にぶつかってきます。良くも悪くも、言葉によって現状を壊す力が高まるとき。ちょっとした失言から大きな事故や事件が起こり、ルールの見直しが起こりそうです。
新しく始まった物事で、一見順調そうでもその実構造に問題があったり、一貫性がなく矛盾していたりする点が指摘されるかもしれません。過去の失敗が振り返られることで、この先構築が難しそうなものの歪みも見つかりやすくなるのです。
今週は、風の時代へ本格移行する前の、地の時代の最後の振り返りフェーズ。風の時代は、情報などかたちのないものが主役になっていきます。対して、地は、物質的価値観を象徴するエレメント。今週は、家や土地を含めてなくしたくない「モノ」は何かが見直されるタイミングとなるでしょう。

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