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10月13日~10月19日 蠍座の運勢【ブルータス週間占い】

ちょっといい1週間のために、星の論理を参考にするのも悪くない。占星術師の湊きよひろさんとともに、ブルータスが12星座別週間占いをお届けします。毎週月曜8時更新。今週の蠍座(10/24〜11/22生まれ)の星模様は?

fortune telling: Kiyohiro Minato / illustration: Aurélie Garnier / text&edit: Motoko KUROKI

10月13日~10月19日の空模様

蠍座の羅針盤

美しいものを見るために立ち止まる

週の頭、月は蠍座にとって遠方を意味する部屋、蟹座にいます。解放感に溢れ、夢が広がる1週間となりそうです。「こんなことをしてみたい」という思いが膨らむと同時に、愛と調和を司る金星が潜在意識を示す部屋となる天秤座に入り、感受性を刺激します。

美しいものに心を奪われやすい週となるでしょう。芸術や自然に触れると、「世界には綺麗なものが多いのだ」と改めて気づき、インスピレーションを得られます。

また、これまでは居場所を示す部屋である水瓶座で、運命を司る冥王星が逆行していたため、過去、とくにトラウマと向き合うことが多い半年間でした。しかし、今週冥王星が順行に転じるため、前を向くフェーズに移れそうです。その一方、過ぎ去ったものを惜しみ、儚い美を感じそうです。秋から冬に移り変わるときのようなもの寂しさが湧いてくるでしょう。

ただ、だからこそ周りをゆっくり見られるようにもなります。諸行無常を意識するからこそ、美しいものを眺めるために立ち止まれるのです。

寂しさを感じたときは、その感情を言葉にしたり、日記や詩に書き留めたりするとよいでしょう。蠍座特有の深い思いが形になると、新しい気づきを与えてくれます。

全体の空模様

愛と調和を司る金星が、本来の居場所である天秤座へと戻ります。街が賑わい、イベントや交流の場に人が集まる時期。ファッションや美容への関心が高まりもするでしょう。

さらに、革新をもたらす天王星と深い変容を促す冥王星が120度で調和的につながっています。新しいメディアやカルチャーが興る気配。価値観の変化が起こりますが、それは穏やかに進みます。そしてこの変化は人によってもたらされそうです。時代のアイコンが生まれ、多くの人が影響を受けるようなイメージです。

14日には蟹座で下弦の月が起こります。これは今年6月に始まった木星蟹座タームの折り返し地点となり、ゴールが見えてきそうです。良い休息を取ることが結果的に目的とすることの近道になる、という感覚がますます浸透していくでしょう。

また、成長と拡大を司る木星が、蟹座から天秤座の太陽へと緊張感のあるコンタクトを取ります。目標設定にゆるみが出て、的が広がりすぎてしまいそうです。

今週を特徴付けるもう一つの動きは、水瓶座在住の冥王星が逆行を終えて順行に転じること。あれこれ振り返るのをやめて、「今ここ」で生きることへ意識が向かいます。尚古主義的な声はやみ、新しい時代を生きるための議論が始まります。生成AIなどの最新テクノロジーの活用に抵抗を持つ人も減っていきそうです。

10月6日~10月12日 蠍座の運勢【ブルータス週間占い】

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