天秤座の羅針盤
品を保ちつつチャレンジする
14日の下弦の月は、天秤座にとって社会的な立場やキャリアを表す蟹座で起こります。これまで頑張ってきたことに一区切りをつけられる時期。ここしばらくは自エリア(天秤座)に太陽も在住し、精力的に動いてきたでしょう。ひと休みしたい気持ちも強まるでしょう。
のんびりモードで過ごしたくなる一方、自身の魅力をブラッシュアップすることに注力するタイミングになりそうです。今週は、愛と調和を司る金星が自エリア(天秤座)に入ってくるため、魅力が最も輝くタイミングとなるのです。服装や髪型を変えるなど、新しい自分の見せ方を楽しみながら探ってみましょう。
ただし、幻想を司る海王星が金星の正面からぶつかってきていて、ややオーバーな“変身”になる可能性も。改革の天体・天王星が金星に120度で繋がってくるため、感性は研ぎ澄まされてきます。そのため、普段と違うことをしてみたいという挑戦心が高まるのです。憧れの有名人に寄せすぎたり、奇抜すぎるアイテムを選んだりすると後悔しそうです。
天秤座はもともと洗練されたセンスを持っています。今週は、自分の美意識を信じつつも、いろいろな人から見て品のある装いかどうかを意識するのが鍵です。
全体の空模様
愛と調和を司る金星が、本来の居場所である天秤座へと戻ります。街が賑わい、イベントや交流の場に人が集まる時期。ファッションや美容への関心が高まりもするでしょう。
さらに、革新をもたらす天王星と深い変容を促す冥王星が120度で調和的につながっています。新しいメディアやカルチャーが興る気配。価値観の変化が起こりますが、それは穏やかに進みます。そしてこの変化は人によってもたらされそうです。時代のアイコンが生まれ、多くの人が影響を受けるようなイメージです。
14日には蟹座で下弦の月が起こります。これは今年6月に始まった木星蟹座タームの折り返し地点となり、ゴールが見えてきそうです。良い休息を取ることが結果的に目的とすることの近道になる、という感覚がますます浸透していくでしょう。
また、成長と拡大を司る木星が、蟹座から天秤座の太陽へと緊張感のあるコンタクトを取ります。目標設定にゆるみが出て、的が広がりすぎてしまいそうです。
今週を特徴付けるもう一つの動きは、水瓶座在住の冥王星が逆行を終えて順行に転じること。あれこれ振り返るのをやめて、「今ここ」で生きることへ意識が向かいます。尚古主義的な声はやみ、新しい時代を生きるための議論が始まります。生成AIなどの最新テクノロジーの活用に抵抗を持つ人も減っていきそうです。

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