蟹座の羅針盤
新しいことは気軽に楽しく
蟹座にとって学びの部屋にあたる乙女座での新月では、習い事を始めたり増やしたりしたくなりそうです。身軽に動けそうな週。前々から興味を持っていたことがあれば、今週は教室や先生を探してみましょう。
週の半ばには、太陽が蟹座から見てリスタートを意味する天秤座に入ります。過去4カ月ほどを振り返ってみたいとき。その期間に始めたことは今、続いているでしょうか。うまくいっているでしょうか。テコ入れをするならこのタイミングが良さそうです。
もし、挑戦したいと思っていたのにまだ手をつけていないことがあるなら、再び向き合ってみましょう。前向きな姿勢をとると、チャンスも自ずと訪れます。とはいえ、いきなり本格的にがっつり取り組もうしなくても良いのです。まずは気軽に始めることが大事。ネットで情報収集をしたり、1日体験に行ってみたりして、楽しめそうかどうかで判断しましょう。
意欲の天体・火星も、蠍座という趣味や娯楽を表す部屋に入ってきます。チャレンジ精神が燃えてきます。「自分にはできないかもしれない」と思わずに、気になることには手をつけてみましょう。
全体の空模様
今週をまず特徴づけるのは、乙女座の新月と、それに伴う日蝕です。太陽乙女座期のラストスパートで起こるこの配置からは、細部を完成させようというメッセージが放たれます。些細なところまで気を配る姿勢が信頼を培うのです。
今週の新月と太陽は、冥王星と天王星がともにグランドトライン(大三角形)を描きます。さらに、新月の真正面には土星が控えています。冥王星と天王星、土星は、社会天体と呼ばれ、世の中に大きなインパクトを持ちます。月にこの3天体が関わっているため、今週は「社会の中でどう生きるか」といったテーマが強く感じられそうです。海外のニュースの影響も出てくるでしょう。
そして週の半ばには、太陽が風のエレメントに属す天秤座に入ります。今までのやり方が通用しないと、多くの人が気づくとき。年功序列や組織単位の発想に限界が訪れそうです。風の時代への移行がますます進むなか、社会と個人とのバランスが問い直されるイメージ。明るいムードではありませんが、未来のために必要な儀式のような1週間となります。
良くも悪くも、過去の結果が出てきます。社会の変化に適応しようとしてきた人は心地よい居場所を見つけるでしょう。企業のなかで自分なりにスキルを磨いてきた人も、報われます。反対に、なんとなく会社勤めをしてきた人は岐路に立たされるかもしれません。
岐路に立ったとしても、これから考え方を変えていけば良いのです。今週の新月をきっかけに「こうなりたい」という自分をイメージしましょう。新月は始まりのタイミングです。スキルを磨き、時代の変化の波に乗ることはまだ可能です。
今週はさらに、意欲の天体・火星が蠍座に入ります。蠍座は「深く狭く」の性質を持つサイン(星座)。一つのことをとことん突き詰める人が増えそうです。

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