乙女座の羅針盤
鍵穴に鍵を差し込んでみる
古い自分を脱ぎ捨てて、新しい自分になっていくためのスタートラインとなる週。月が週初めに在住する双子座は、乙女座にとっては社会的立場を表す部屋。これまで積み重ねてきたことが表に出て、評価されるでしょう。それを受けて、次のステップへと進んでいけそうです。
自エリア(乙女座)で起こる新月は、蛹が蝶になる直前の段階が完了したことを示しています。これまで培ってきたいろいろな物事が混ざり合い、新しい何かになるために変化を遂げようとしています。
自己の解像度が上がり、足りない部分も見えてきます。しかし、それはなりたい自分になるための課題が明らかになるということ。
今週からの1カ月の太陽乙女座期間は、過去の努力が将来に繋がるのか、答え合わせをしたいとき。ストイックにならねばいけませんが、鍵穴に挿した鍵がカチッとはまる嬉しい感覚を覚える人もいるでしょう。次の扉が開いていきます。
もし、ここでしっくりこないのであれば、それは軌道修正のサイン。直すべきポイントを押さえていきましょう。乙女座の支配星である水星は、内省の部屋である獅子座に在住しています。そのため、過去を振り返る機会にはまだまだ恵まれます。
楽しい1週間ではないかもしれませんが、「ここまでやってきたのだ」という自負や達成感を大事にしましょう。
全体の空模様
今週は、23日に太陽が乙女座に入ります。社会全体のムードがふっと穏やかなものに変わるのを感じるでしょう。
週前半は、太陽獅子座期のラストスパート。夏の終わりに「今しかできないことを楽しもう!」という機運が高まります。ただ、蟹座の月が牡羊座にいる厳格な土星とスクエアを描き、はしゃぎすぎないようにブレーキをかけてきます。
太陽が乙女座に移ると世の中の空気が落ち着き、生活の細部がフォーカスされ始めます。太陽獅子座タームは思い切り遊び楽しむ期間でした。しかし、散らかしたおもちゃは片付けなければならないし、日焼けした肌はケアしなければいけません。今週後半からは、「整える」ことがメインテーマ。とはいえ、太陽には改革の天体・天王星がぶつかってくるため、変化への対応は必須となりそう。
食や医療にまつわる問題が起こり、社会の関心も高まります。親しかった人と距離ができたり、馴染んだ環境から離れたりする人もいるでしょう。祭りの後に屋台が消えていく光景は切ないものですが、事実を受け止めるしかありません。
今週乙女座で起こる新月は、自分自身の細かい部分を照らし出してきます。人から何を期待されているのかについて、解像度も上がるかもしれません。自らの意志や希望が、周囲から求められることと一致しない可能性もあります。ただ、期待に応えようと努力すれば、徐々に社会で活かせるスキルが身についていくでしょう。隠れていた才能も開花するかもしれません。

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