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8月18日~8月24日 蠍座の運勢【ブルータス週間占い】

ちょっといい1週間のために、星の論理を参考にするのも悪くない。占星術師の湊きよひろさんとともに、ブルータスが12星座別週間占いをお届けします。毎週月曜8時更新。今週の蠍座(10/24〜11/22生まれ)の星模様は?

fortune telling: Kiyohiro Minato / illustration: Aurélie Garnier / text&edit: Motoko KUROKI

8月18日~8月24日の空模様

蠍座の羅針盤

入念な準備を活かす

目の前のことに集中していきたい週。コミュニケーションの天体・水星は蠍座にとってキャリアの部屋となる獅子座にいて、意欲の天体・火星は内省の部屋にあたる天秤座に在住。この2天体が良い角度をつくっているため、仕事での協力者探しがうまくいきそうです。

月曜日に“根回し”をしっかりしておくと、火曜日以降蟹座に移った月に喜びの天体・金星と幸運を司る木星とが重なったとき、嬉しい知らせが訪れそうです。新しいチャンスや、望む方向に進むための課題が与えられるかもしれません。

蟹座の月には厳格な土星が90度でぶつかってくるので、課題がとても難しいものに思えるかもしれません。けれど、登ってみたら意外と平坦な山だったと気づくはず。週頭に準備していたことが、歩みを進める上で役に立ちます。周囲のために力を発揮しようとすると、評価も高まるでしょう

週末、蠍座から見て社会的意識の部屋である乙女座に入る太陽に対して、改革の天体・天王星が90度で衝突してきます。自分のスキル活用の方向性が間違っていないか、本当に社会で通用するのか不安がよぎるでしょう。

これまでと同じようにボールを投げ続けてはいるのですが、そのボールが光景に馴染んでいるのかが気になってきます。周りからのコメントに耳を傾けて、少しだけやり方を変えてみても良いでしょう。

全体の空模様

今週は、23日に太陽が乙女座に入ります。社会全体のムードがふっと穏やかなものに変わるのを感じるでしょう。

週前半は、太陽獅子座期のラストスパート。夏の終わりに「今しかできないことを楽しもう!」という機運が高まります。ただ、蟹座の月が牡羊座にいる厳格な土星とスクエアを描き、はしゃぎすぎないようにブレーキをかけてきます。

太陽が乙女座に移ると世の中の空気が落ち着き、生活の細部がフォーカスされ始めます。太陽獅子座タームは思い切り遊び楽しむ期間でした。しかし、散らかしたおもちゃは片付けなければならないし、日焼けした肌はケアしなければいけません。今週後半からは、「整える」ことがメインテーマ。とはいえ、太陽には改革の天体・天王星がぶつかってくるため、変化への対応は必須となりそう。

食や医療にまつわる問題が起こり、社会の関心も高まります。親しかった人と距離ができたり、馴染んだ環境から離れたりする人もいるでしょう。祭りの後に屋台が消えていく光景は切ないものですが、事実を受け止めるしかありません。

今週乙女座で起こる新月は、自分自身の細かい部分を照らし出してきます。人から何を期待されているのかについて、解像度も上がるかもしれません。自らの意志や希望が、周囲から求められることと一致しない可能性もあります。ただ、期待に応えようと努力すれば、徐々に社会で活かせるスキルが身についていくでしょう。隠れていた才能も開花するかもしれません。

8月11日~8月17日 蠍座の運勢【ブルータス週間占い】

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