蟹座の羅針盤
仕事の喜びを再確認
牡羊座が土星で逆行しています。蟹座にとって牡羊座はキャリアの部屋。そのため、仕事面での見直しをしたい週となります。
そもそも今年は、木星が自エリア(蟹座)に在住していて、「自らの可能性を広げる」時期。今週は、拡大の方向性はあっているのだろうかと査察が入ってくるイメージです。進む道をもう一度考え直してみましょう。
喜びの天体・金星が、蟹座から見て内省を表す部屋である双子座にいるため、進路は自分の心に聞かなければいけないでしょう。そこで基準となるのは、琴線に触れるかどうか。仕事で何に喜びを感じているか、再確認したいときとなります。
山羊座満月が起こるのは、蟹座から見てパートナーの部屋。対人関係で一つの結論に達するタイミング。今週繋がる相手とは、今後もうまくいくでしょう。一方で、価値観の違いから距離ができる相手もいるかもしれません。ですが、長い人生の中で再び巡り会うこともありますし、心の奥深くでは繋がっています。感傷的にならずとも大丈夫です。
天王星は拡散という象意も持っているので、蟹座にとって自分の内面を表す双子座に天王星が来ることで、組織的なところから解き放たれるイメージが出てきます。いっぽう、蟹座木星の「身内を大事にして一緒にいる」という影響も色濃く、今週は、袂を分かつ相手と絆を結ぶ相手とがはっきり見えてきます。基本的にはポジティブな変化なので、前向きに過ごしましょう。
全体の空模様
今週は、天王星が双子座に入るというビッグイベントが待ち受けています。天王星は改革を示し、既存の制度を薙ぎ倒していく「強制ブルドーザー」。それが双子座という情報や交流に関係する星座にやってくるので、テクノロジー分野やコミュニケーションに大きな変化が見られそうです。
新しいメッセージアプリが台頭するかもしれません。また、人と繋がるフレーム自体も変わります。異なる畑の人たちと交わる機会が増えそうです。ビジネスで言えば、同業他社ではなく違う業種の人と話すことで、新しい手法を思いつくでしょう。
双子座が表すのは、軽やかにそれぞれの持ち味を活かして繋がっていく様子。今週は、「餅は餅屋」的発想が優勢になり、これまで自前でやっていたことを外部発注しようと舵を切ることにもなりそうです。
さらに今週は、山羊座で満月が起こります。山羊座は「組織」をエッセンスに持つので、満月では会社などの組織で働くかたちがいったん完成・完了するイメージ。天王星移動と合わさって、理想のワークスタイルを見つけていく星回りとなります。ただ、月の真正面にあたる帰還の部屋に太陽がいて、じっくり内省を促してくるため、今はまだ準備段階です。
スキルを特化している人にとっては、動きやすい時代になってきます。フリーランスがより一般化し、ジョブ型採用も定着していくでしょう。「働き方」というものをみんなが深く考えて、将来を変えるきっかけが生まれそうです。今のうちに自分のスキルを見直しておくのも良いでしょう。

継承と革新で進化をもたらす、シトロエン「C4ハイブリッド」とデザイナー・林裕輔のクリエイティブの現在地