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6月30日~7月6日 蠍座の運勢【ブルータス週間占い】

ちょっといい1週間のために、星の論理を参考にするのも悪くない。占星術師の湊きよひろさんとともに、ブルータスが12星座別週間占いをお届けします。毎週月曜8時更新。今週の蠍座(10/24〜11/22生まれ)の星模様は?

fortune telling: Kiyohiro Minato / illustration: Aurélie Garnier / text&edit: Kuroki MOTOKO

6月30日~7月6日の空模様

蠍座の羅針盤

違う考えを受け入れる

仲間との関係性にスポットライトが当たる週。今までもみんなで一緒に夢を見てきたけれど、さらに大きな夢を見ることになりそうです。「助け合えば、こんなことだってできそうだ」と、前向きな想像が膨らむとき。また、誰かのために力を発揮することで、眠っていた才能に気付くこともあるかもしれません。

月と改革の天体の天王星は良い角度で繋がっています。天王星は、愛と美の天体・金星とともに牡牛座に在住。ここは蠍座にとって対人関係を表す部屋なので、人との繋がりによって輝けるときとなります。

さらに、蠍座から見て12番目の星座・天秤座、内省を表す部屋にあたるこのエリアで上弦の月が起こります。満ちていく月は、問題解決を示唆。今週は、大切な仲間の力によって悩みが消え、道が見えてくるのです。

しかし週序盤のうちは、違う意見の人を敵対視してしまうかもしれません。今週大切にしたいのは、違う考えを受け入れていくこと。「いや、でもね……」と言いたくなるのを堪えて、耳を傾ける。そこから良い結果が生まれます。

知性の天体・水星は獅子座に在住。ここは蠍座にとって社会的立場を表す部屋なので、問題が起こったときに、「この人に聞けばいい」と頼れる相手が見つかります。判断力も高まっているので、トラブルを恐れる必要はありません。

全体の空模様

牡羊座で海王星の逆行という大きなイベントが起こります。海王星は、夢や理想を追う天体。それがスタートの星座・牡羊座を逆行するということは、新しく抱いた夢を実現する準備の始まりを意味します。

これまで自分はどんなことを望んできたか。アルバムのページをめくるように振り返って、これからはどうしたいのかを固めるとき。しかし、想像力豊かな海王星が逆行するときは、思い込みが強くなりやすいと言われています。現実的な考え方ができるようになるときでもありますが、それがうまくいかないと全く別の方向で思い込みが働き、現実逃避になってしまいます。

おりしも、愛と美の天体・金星が牡牛座を出て双子座に移動。移動前に牡牛座の金星と天王星が抱き合う角度を保ち、価値観のアップデートを促します。今まで磨いた技術を他者と共有するための準備期間です。「自分にしかできないこと」が明確になるでしょう。双子座が象徴する「情報」の重要度がどんどん高まります。新しいトレンドも起こり、情報が活発に行き交うでしょう。怪しいニュースも出てきますが、振り回されずにいることが、今週から12月まで続く海王星逆行期をうまく過ごす鍵となります。

今週はまた、天秤座で上弦の月が起こります。ここにも「過去を振り返る」というテーマが表れています。天秤座は社交の星座なので、これまでに得た縁を見直し、育てていきたいタイミング。メールを読み返したり、名刺アプリの整理をしたりして、これから関係を深めていきたい相手を確認しましょう。

6月23日~6月29日 蠍座の運勢【ブルータス週間占い】

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