獅子座の羅針盤
堅実に土台をつくる
月が乙女座にいるところから1週間が始まります。ここは、獅子座にとって獲得と所有の部屋。堅実に物事を進めていきたいとき。水星が生命力の部屋に入っていて、あなたの言葉をきらきらと輝かせて、発言力を高めてくれています。今手がけていることに自信を持ちましょう。自分のスキルを信じて大丈夫。
獅子は「百獣の王」と呼ばれるとおり「王」の象徴ですが、獅子座は意外と慎重で、確信してから発言をしたいタイプ。今週は、「これで合っている」と安心してコメントできるでしょう。
上弦の月が起こる天秤座は、獅子座視点では知識の部屋。これまでに学んできたものが役に立ちます。専門用語や時事に通じた分析が言葉に説得力を与えるでしょう。ただ、太陽が内省の部屋にいるため、その発言は内輪で行われるイメージ。自分の意見が通るように根回しをしていくのが今週です。7月後半になって、ここでの根回しが生き始めるでしょう。
週後半、愛と美の天体・金星は、仲間の部屋で輝いています。周りからフォローされることが増え、自分のプランに協力してくれる人も現れそう。「こういう理想がある」という話はなるべく周囲に聞かせておくこと。それがチャンスの糸口となります。ただ、口先だけにならずに着実さを心がけましょう。有言実行の精神で、通常業務もしっかりと。近い未来に高く飛ぶために、土台をつくっていきたい週です。
全体の空模様
牡羊座で海王星の逆行という大きなイベントが起こります。海王星は、夢や理想を追う天体。それがスタートの星座・牡羊座を逆行するということは、新しく抱いた夢を実現する準備の始まりを意味します。
これまで自分はどんなことを望んできたか。アルバムのページをめくるように振り返って、これからはどうしたいのかを固めるとき。しかし、想像力豊かな海王星が逆行するときは、思い込みが強くなりやすいと言われています。現実的な考え方ができるようになるときでもありますが、それがうまくいかないと全く別の方向で思い込みが働き、現実逃避になってしまいます。
おりしも、愛と美の天体・金星が牡牛座を出て双子座に移動。移動前に牡牛座の金星と天王星が抱き合う角度を保ち、価値観のアップデートを促します。今まで磨いた技術を他者と共有するための準備期間です。「自分にしかできないこと」が明確になるでしょう。双子座が象徴する「情報」の重要度がどんどん高まります。新しいトレンドも起こり、情報が活発に行き交うでしょう。怪しいニュースも出てきますが、振り回されずにいることが、今週から12月まで続く海王星逆行期をうまく過ごす鍵となります。
今週はまた、天秤座で上弦の月が起こります。ここにも「過去を振り返る」というテーマが表れています。天秤座は社交の星座なので、これまでに得た縁を見直し、育てていきたいタイミング。メールを読み返したり、名刺アプリの整理をしたりして、これから関係を深めていきたい相手を確認しましょう。

新しい家具たちと創り上げる、路上の記憶と憧れが溢れる〈ニトリ〉のインテリア空間