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6月10日〜6月16日 水瓶座の運勢【ブルータス週間占い】

毎週月曜8時更新、占星術師・七嶋ナオさんによる12星座別「ブルータス週間占い」。仕事や人間関係に活かせるアドバイスをロジカルにお届け。今週の水瓶座(1/20〜2/18生まれ)の星模様は?

text: Nao Nanashima / edit: Motoko KUROKI / illustration: Aurélie Garnier

水瓶座の星模様

戦いから逃げない

回復薬を飲みながら、真剣勝負をしていく週。

先週に引き続き、火星(意欲・闘争心)は牡牛座エリアを運行しています。火星の荒々しい戦いの力(困難を乗り越える力)に、牡牛座の粘り強さや、闘牛のような勇猛さがプラスされます。

火星牡牛座がもたらすのは、岩のような硬く大地のようにどっしりとした力強いエネルギー。怒りが噴出するまでに時間はかかれども一度火がつけば相手を容赦なく叩きのめしていく強さが、今週は与えられます。

この火星に水瓶座エリアを逆行中の冥王星が激しくぶつかり合うため、親しい人や家族と諍いが起きやすいときです。ずっと我慢してきたことや、溜まりに溜まった気持ちが爆発することもイメージできます。

他者との衝突は痛みを伴いますが、真剣に向かい合うことで新しい展開を創れるようになります。火星がもたらすエネルギーをポジティブに使って、人生を前進させていきましょう。

一方で、双子座エリアでは、太陽と水星(思考・情報)、金星(愛と幸運)が重なり合いながら運行しています。水瓶座にとってここは、「創造性とレクリエーションの部屋」であり、喜びや楽しい遊びを表す場所です。

陽気な友人たちと、難しいことは何も考えずに、爽やかな風に包まれて笑い合えそうです。真剣に取り組まなくてはならない課題があったとしても、息継ぎやリフレッシュができるでしょう。

今週の全体の空模様

柔らかな感受性と、闘う力

「日常の瑣事にいのちあれ/生活のくまぐまに緻密なる光彩あれ/われらのすべてに溢れこぼるるものあれ/われらつねにみちよ」
───高村光太郎「晩餐」

星々のエネルギーによって世界が撹拌されていきます。

今週は、双子座後半エリアを太陽・水星(知性)・金星(愛と美)が重なりながら運行します。この3天体に、週前半は土星(節度・責任)が、週後半は海王星(スピリチュアリティ)がぶつかります。

土星は魚座エリアを運行し、“信じる・信じない”の判断を深く学ぶ機会を与えてくれるでしょう。表面に出ている情報をそのまま信じずに、自ら検証していく姿勢が求められます。

海王星も魚座エリアを運行し、「夢やスピリチュアリティ」を世の中に浸透させます。それがポジティブに作用すれば、固定観念に囚われないインスピレーションを得やすい1週間になるでしょう。

知覚の“アンテナ”は双子座エリアにいる3天体によって補強され、海王星のスピリチュアリティに刺激されるため、世界のありとあらゆるものと感応し、共鳴します。今週はさらに、感じたことを言葉にして多くの人に伝える力も高まるでしょう。

海王星魚座がネガティブに働くと、嘘や幻で人心が惑わされるでしょう。テレビや新聞、インターネットなどに間違った情報が増えます。さらに、現実逃避のためのコンテンツが大量に出回るでしょう。絶対に信じられる情報というものを想定せず、物事を懐疑性をもって多面的に見つめることが大切です。

先週に引き続き、牡牛座エリアを運行する火星(意欲・闘争心)が、水瓶座エリアを逆行中の冥王星(破壊と再生)とぶつかり合っています。火星の象意には、戦い、熱、傷、トラブルなども含まれます。そのため、この2天体の繋がりから浮かんでくるイメージは、平和とは言い難いかもしれません。

しかし、火星のエネルギーは人々の義憤として発露する可能性もあります。心の火力を上げ、大きな声で叫び、銅鑼や太鼓を叩いて行進する。そうやって思いを表明するために、火星が活用されることもあるでしょう。世界を劇的に変える力が湧き上がってくるときでもあります。

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